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はっけんの水曜日
 
夏の和菓子で植物細胞を再現

細胞ギューギューづめ

室温でも全然問題なく固まる寒天だが、厚みもあるので念のため、冷蔵庫で小一時間冷やしてみた。型から取り出してみたら、ちょっとした水族館のようになっていた。


植物細胞をこの角度で見られるなんて。

そして、重い。全体的に、ほぼ寒天からできているのである。そりゃ重いに決まっている。ギューッと詰まっている。細胞ギューッ。細胞ギュー009。

さて例のビニール袋、空気を出して取り出す。
なんだか大きい気泡が入って失敗した、みたいになったのでやはり色付き寒天でも埋めておくことにしよう。

どいーん。ぜんぜん奥ゆかしくない和菓子、「セルごよみ」で御座います。

ピザトーストか。
液胞、最初からこうすればよかった…。

下からライトをあててみた。幻想的な中に浮かぶ、お豆さんたち…。

 

寒天に曲げ耐性がないので、モデル図のようなしなやかそうな細胞壁とはいかなかったのだが、妙なもんができてとりあえず満足だ。夏のご進物にいかがでしょうか、「セルごよみ」。

次は煮物の煮こごりで、動物細胞「セルだより」を…なんて気力はもう残ってない。


おまけ

「セルごよみ」学習用ポスター 壁に貼って植物細胞の構造を覚えよう。

 

> 「セルごよみ」の模式図ダウンロード(pdf / 1,741kb) <

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