情熱大陸に出るのが夢でした
精巧なミニチュア消しゴムを作っている工場を見学させてもらった榎並さん。一代で事業を大きくした社長の話を聞いて、思うところがあったようです。
「おもしろ消しゴムの工場見学は気前がよすぎる(榎並 紀行)」
--あの工場で作られる消しゴムのすごさは本物なわけですが、その前に最初のページにでかいバナナが出てきますよね。あれ、ほとんど説明なくスルーされていたのが笑えました。
--「ただ見学してきた」だけでなく、僕なりのチャレンジスピリットを記事に注入したいと思ってあの形になりました。
じつは紙粘土で他にもいくつかつくってみたんですが、(いつものように)ゴミしかできなさそうだったので、この部分は控えめにして工場見学メインの記事に切り替えることにしました。
--僕も取材に同行させてもらったんですが、社長がとにかくすごい人でしたね。榎並さんも何か一代で事業を成してやろう、とか思いましたか?
--「ザ・社長」という感じの人でしたね。あのバイタリティは創業者ならではだと思います。お話も面白くて思いやりがあって「この人の下で働きたい」そんな風に思わせる社長さんでした。
僕自身はそこまで大それた野望はないですが、昔は「情熱大陸」に出るのが目標でした。
--当日買って帰った消しゴムはうちの子供に大人気でしたよ。榎並さんもたくさん買っていましたが、使ってますか?
--あれはお子さん喜びますよね。僕は消しゴムとしては使っていませんがたまに机の上に並べてにやにや眺めています。とくに「学校シリーズ」は郷愁を誘い、いつまで眺めていても飽きませんね。
--榎並さん、消しゴム以外にひそかに集めているものとかありますか?
--子供のころはなぜか1円玉を熱心に集めていました。親戚に会うたびに「1円ちょーだい」って言う子供だったみたいです。
今はなるべくモノを集めないように心がけているので特にありませんが、昔よく会社に泊まりこんでいたときは、しょっちゅうコンビニでパンツを買っていたので20代前半の頃だと思いますが、パンツを大量に保有している時期がありましたね。