カツオのぼりが空を泳ぐ
ふと上を見ると、やけに青い鯉のぼりが泳いでいた、と思ったけど、どうやらこれはカツオのぼりだった。体にカツオ特有の線が入っている。
よく見れば体のフォルムとか尾びれの形もカツオっぽく作られている。カッピーといい歌といい、妥協のない町だ。
この日の天気はやや不安定で、突然雷雨になったりした。その雨のせいでカツオのぼりがすっかり濡れて重くなり、なんだか可哀相な感じになってしまったのが下の写真。左の写真は濡れる前です。
大量の大漁旗が格好良かった
カツオまつりの会場には、そこらじゅうに大漁旗が飾られていた。これは船毎に作られるものであるので、それぞれに船の名前が入っていて格好いい絵も描かれている。
大漁旗って格好良いよなー。
船の中も見られます
千葉県の漁業調査船「千葉丸」の中を見られる様になっていたので、ちょいとお邪魔させてもらった。こういう体験型のイベントも楽しい。
船内はなにもかもがコンパクトにまとめられていた。風呂は定員二人かな。一畳半ほどのスペースにギュッと作られていた。
船室は机とベッドがありました。確か機関長室って書いてあった気がするので、ちょっとエライ人の部屋なのだろう。机の上に携帯とか置いてあったけど大丈夫なんでしょうか。この辺の緩さは、流石千葉。
操舵室はレーダー、魚群探知機、航海図など色々格好良いものがたくさん。興奮しますな。
一本釣り体験
千葉丸の横では一本釣り体験が行われていた。ポスターの告知にも書かれていたので知っていたが、何を一本釣りするのかと思ったら水が入ったペットボトルだった。生きたカツオだったらどうしよう、なんて考えていたけど杞憂だった。っていうか生きたカツオであるはずがなかった。
なーんだ、ペットボトルか、なんて思って参加してみたら、これが意外に侮れなくて。というか、あまりの重さに愕然とした。
なんでも、プロは15kgの魚(マグロとか?)を一本釣りで揚げるのだという。15kgだ。僕が釣り上げた4倍の重さだ。無理だ。絶対無理。
漁師ってすげぇと思わされた。多分、見事に術中にはまった格好。