まずは名古屋駅方面へ
スタートして1号桜を触ったら、まずは名古屋駅方面へ走ります。名古屋駅前を通過したら名古屋城へ。名古屋城を1周して岐阜方面へ向かいます。
ちなみに、今回のイベントは競技性が全くありません。時間は計測されますが、順位が表彰されることはありません。また、回収車も無いので、リタイアした場合は公共交通機関などを使用して金沢へ向かいます。各自が主宰者となり、自己責任で金沢を目指す。
それから、このイベントで公式のエイドは1ヶ所のみ。それ以外の水や食料の補給はコンビニなどに立ち寄り行います。途中40kmぐらい先までコンビニが無い場所もあるので注意が必要です。
私設エイドが充実
スタートから3時間ほど経った頃。26.3km地点の一宮裁判所前に到着です。天気がよく、かなりいいペースで前半は順調に走っていました。
一宮裁判所前の交差点ではテーブルが出されていて、水やお菓子が置いてありました。このような私設のエイドはコース途中に何箇所もあり、非常に助かります。
皆さんボランティア。自費でエイドを出しています。仲間が走っている人もいれば、ランナーとは全く関係の無い人も。可能な限り全てに立ち寄り、お礼を言って水や食料を貰います。このような様々な出会いが、ウルトラマラソンの楽しい所の一つでもあります。
やがて最初の夜がやってくる
初日の日中は、少し陽射しが暑いくらに感じるとてもいい天気でした。各ランナーは順調に先へと進みます。
この辺りになると前後のランナーとの間隔が開いて1人で走っていることも多くなる。そして、18時を過ぎた頃、日は山の向こうへ消えて最初の夜がやってきます。
100kmを越えるようなウルトラマラソンでは、走行時間が12時間を越えてくるので、必ず夜間走行が入ります。その為、走る時に持つ装備も通常のマラソンとは異なり、ライトや反射板、点滅灯などが入ってきます。
この他、背負っているザック内には着替え、防寒着、代えのタオル、摩擦防止クリーム、サプリメント類、応急処置用医薬品、ポケッティッシュ、バッテリー類、折り畳み三脚、財布、音楽プレーヤー、方位磁石、水、食料などを入れて走っていました。
ランナーによっては財布とライトぐらいしか持たない人もいます。私は走行中にかなり水を飲むほうなので、常に1..5リットルぐらいの水を持つ。そのため荷物はかなり多いほうです。三脚は今回初めて持ちました。このような大会では撮影を頼む人がいない場合が多いので、自分撮り用に用意。
そして、三脚を入れるので流石に荷物が重くなり、ある物を荷物から抜きました。それがこの後、大問題を引き起こすことになります。