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ちしきの金曜日
 
トンネル掘る前の穴を見に行った

いちいちすごい!

前ページ最後にあるような、住宅街の一角にある立坑の入り口から降りていったのだが、この降りていく途中がまたかっこいい!


穴って掘ると土圧で崩れるので、こうやってたくさんの梁で支える。ごくろうさまです!その造形もさることながらこの赤い色がちょうかっこいいい!

こういう感じのすてき足場のなかを進む。ここでケイドロとかやりたい(ぜったいだめです)。

がんばる梁を見上げたところ。たのもしい。

下に降りていくと、ぎゃくに期待は高まる。標高と鼓動の間には負の相関があるのではないか。階段を下りた先はこんなだ!

なんという劇的なアプローチ!

上の写真の突き当たりから見下ろすと、そこが本日の主役の立坑。でっかいクレーンがおもちゃみたいだ。これ、本城直樹さんふうにしなくてもミニチュアに見える。


ほんとにすてきだ。土木ってすごい。こういうものをつくるって、すごいと思う。「どんな大金持ちでも、ビルは建てられるが道路はつくれない」という名言があるが、まさにそういうことだ。誰の名言かというとぼくの名言だ。

 

この見学はシリーズで行われるよ

さて、ここらへんで今回のこの見学がどういう経緯で行われたのかを説明せねばなるまい。

これ、「首都高講座 18限目:横浜環状北線の建設現場を学ぼう」という催しだった。「18限目」とあるように、定期的に開かれているもの。実はいぜん書いた大橋ジャンクションの記事17限目だった。


見学の前に行われたレクチャー。これがまたひじょうに興味深い。これはシールドマシンの説明のひとこま。重さ2000トンって。

シールドマシンの簡単な図面とか見せてくれた。図の時点ですでにかっこいい!

で、今回はまだこのシールドマシンはその雄姿を現していないが、次回の「首都高講座」ではなんとシールドマシン組み立ての現場を公開予定だそうだ!これは行かなきゃ!

募集は「首都高メルマガ」でお知らせするそうなので、みんな登録したほうがいいと思う。


そしてここまで紹介した立坑の反対側の終点、子安台もこれから行きます!その様子は次ページで。

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