千葉の道の駅で、ロールパンを揚げて砂糖をまぶしたものが売られていて驚いた。ロールパンの揚げパンだ。これが食べたらうまかった。
揚げパンといえば、小学校の給食でたまーに登場した、砂糖ときな粉のかかったコッペパンの揚げパンが大好きだったのだが、それ以外の揚げパンの存在を考えたこともなかった。
ロールパンの揚げパンに、本当の「自由」を教えられた気分になったところで、いろいろなパンを揚げてみたいと思います。
(玉置 豊)
いろいろなパンを買ってみました
「揚げておいしいパンって、なんだと思う?」
こんなことを、宴会の席で隣に座ったちょっとした知り合いの酔っぱらいに問われたら面倒臭いなあなんて、一人で自問自答しつつ大量のパンを購入。
パンであふれた買い物かごをレジの人に差し出す。パンが大好きな人と思われたか、面倒くさい注文をされたパシリの人と思われたか。
揚げていく順番は、揚げ油が悪くならないように、プレーンなパンから試していく。
このなかにきっと、「ここではないどこか」ならぬ、「コッペパンではないなにか」があるはずだ。
今、自分の家にあるパンを下の一覧から選んで読むか、右下から順番に読んで、油まみれの追体験をしてください。