未来は近くの顔が好きみたいです

木曜日担当ライターべつやくさんには動画の撮影係として同行してもらっていた。

未来カメラのすぐ後ろに立っていたため、カメラがぐるんと回ってべつやくさんを撮影していたのだ。笑顔でピースなんてするからカメラが夢中になっちゃうじゃない。思わずオネエ言葉になるほどの悔しさ。

しかし写真をあとで見返すと未来カメラがまったく僕らに興味がないみたいで面白い。21エモンのゴンスケみたいなヤツである。

夕方になって冷えてきた。海の近くというロケーションもあいまってとても寒い。テレビなどで見る寒中水泳は朝にやっているのがなんとなく分かった。夕方になると人の気持ちは折れやすくなるからだ。

ちなみにこのボラギノールのCMのような写真は未来カメラで撮ったものである（そういえばふたりとも痔だ）。さっきは嫌われていたが、もうツーショットを撮ってもらう方法をマスターしたのだ。

ひとりがボールを奪い、そのあいだに背後から回り込む、バルセロナのような緻密なフォーメーションである。……とサッカーの知識ゼロで書いてみたのだがあっているだろうか。

緊急会議

林：「フォトショップで写真作るというのはどうですか」
住：「合成用の写真撮っておきますか」

住：「これで読者は納得するでしょうか」
林：「ちょっと溺れてるみたいですしね…」

住：「あ、パラッパラッパーみたいでかわいい」
林：「寒中水泳からどんどん離れていきますが」
住：「しかし切り抜きだけはどんどんうまくなりますね」
林：「自分の顔ばっかり切り抜いてますから」

茶番はおわりだ

さて、ここまでは力道山でいうとポカポカ殴られているシーンである。お約束だ。ここから反撃が始まる。

2010年の寒中水泳もラスト１ページ。 いきますよ。