2010年の気合い
住さんがパンツ一丁になって足を水につけた。
てやー
僕も負けじとパンツ1枚で参戦する
おりゃー
トー!
冷たい水が心と体を引き締める。
今年も
よろしく
ねっ!
寒中水泳をこのようなかたちで実現することについてはもちろん我々のあいだで議論があった。議論が白熱するあまり、エキサイティングしてしまうこともある(それが肯定できる行為ではないことは十分承知している)。
林「住さん、これでいいんでしょうか。」
住「黙っておれ!」 どすん。
林「ひどい…」
住「これが現時点での最善の策だ」
住「あははは」 林「うふふ」
むかしよく撮影現場で3人合わせて100歳だなんて冗談を言ったりしたが、いまここにいる3人で120歳近い。住さんはいよいよ今年40歳である。
論語に「四十にして惑わず」という一説があるが、確かに今の我々はこれで行くと決めたら迷わない。それが撮影前日にロフトで買ってきた人形で遊んでいるだけであっても、だ。
今年の記事、すべてこのパターンで行くのはどうかな
泣くこともできるしさ
これなら肩車だってらくらくだ
わー
寒中水泳はみそ汁でしめる
こんなかたちの寒中水泳ではあるが、締めはみそ汁である(あれでほんとに寒中水泳おわりです)。海から上がってきたひとにみそ汁が振る舞われているようすをニュースなどで見るが、とても魅力的である。さぞかしうまいだろう。
だから我々もみそ汁を用意した(こういう点はぬかりない)。海辺でみそ汁を飲んだら寒中水泳した気分になるんじゃないかと思ったのだが、まったくそういうことはなかった。
おつかれさまでした
未来カメラは僕をフレームから外す
お楽しみは来年にとっておくぜ
この撮影の前に住さんがiPhoneを買ったので帰りのタクシーのなかでふたりでiPhoneをいじっていたら気持ち悪くなってしまった。小さい液晶を見てたら車に酔ったのだ。
気分がもどるまで駅の喫茶店でコーヒーを飲んだ。
いったいどこまで弱いのか。寒中水泳はまず乗り物酔いを克服してからにしたい。
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バイビー