押すととろとろに溶けた接着剤(グルー)が出てくる「グルーガン(右写真)」。見た目のかっこよさで昔つい買ったものだが、あんまり使ってない。手芸用途には幅広く使えるようだが・・・。
つい最近、工作材料店で色とりどりのグルーを見かけ、そのバリエーションに驚くとともに、商品棚のある文言が気になった。
「アクセサリー制作にどうぞ」
接着剤で、アクセサリーですとな。
(乙幡 啓子)
でもグルーだけで作れとは言ってない
ところで「アクセサリー制作に」と書いてあったのを、私はてっきり、「グルーだけでアクセサリーを作ろうぜ」ということだと思ったのだが、よくよく考えたら「アクセサリーパーツの接着」「デコスイーツでのシロップなどの表現」に多用されるのだ、グルーは。
だが、グルーだけでも何か造形物ができそうな、そんな期待を抱かせるに十分なカラーバリエーションではないか。なので何か作っちゃおう。商品棚のポップでも薦めてることだし、いっちょアクセサリーを作ってみるか。
作例に困ったらネックレス
とりあえずネックレスを制作したい。グルーはここではビーズの代用だ。とにかくパーツを作って行って最後に組み立てればいい。と軽く考えてたけど1日つぶれた。
せっかく多色グルーを持っているのに、自身の力不足でシンプルかつ地味ーな配色になってしまったが、できあがったのが、これ。
パーツ接続の都合上、ビーズの芯となるピンに上から垂らしたので、グルービーズはいちいち半球状になった(カルメ焼きのように)。あとペタペタとパーツ同士くっつきやすいので、少々身に着けるのにコツが要るが、遠めに見れば普通にネックレスに見えるのではないだろうか。
しかしせっかくの色数をもうちょっと生かしたい。それにグルーの「盛れる」という特性を生かした、イカした何かを作れないものだろうか。