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ひらめきの月曜日
 
東京人は本当に冷たいのか 見てきてジャーニー・東京編

腹が減ったので天ぷら屋さんに

しんみりしてても腹は減る。二本目の見てきては天ぷら屋さんだ。


見てきて!投稿
[東京都] 裏メニュー?のある天ぷら屋さん (2007.11.14)
投稿者 jere さん
どんなところ?

数年前、浅草橋の顧客に常駐していたときに数回昼食を食べに行ったお店です。
結構古そうなお店で2階がお座敷なのですが、開店間もない時間だと準備が間に合っておらず、お客が座卓や座布団を準備していました。
一緒に行った先輩から、メニューにはない「別盛り」というのがあると教えて貰いました。普通の天ぷら定食だとは高いのですが、「別盛り」だと安い天丼の値段で食べられます。天丼の具をご飯に載せないで別のお皿に盛ってくれるのですが、結構品数が多くてとても満足した事を覚えています。
別の日に1階のテーブル席で普通の天丼を食べましたがやはり具が結構のっていました。
お店の名前も正確な場所もよく覚えていないのですが、かなり蔵前寄りで鳥越神社の近くだったような気がします。今もあるのか気になっています。
気になった方は一度行ってみてお店の名前を確認して下さったらうれしいです。

だいたいの住所 東京都台東区鳥越2丁目

>> 「見てきて」ページはこちら

裏メニューのある天ぷら屋さん、初見で頼む裏メニュー。特別な気分を味わえそうだ。是非とも行ってみたい。


静かないい神社ですなぁ。


天ぷら屋さんの近くだという鳥越神社にやってきた。 目印にだけ使うというのもなんなので中に入ってお参りする。 境内の中は静かでひんやりとした空気が張り詰めていて 気持ちいい。今日の見てきてが上手くいくようお願いしておいた。

 

やっぱりなかなか見つからぬ


飲食店がなさそうな町並み。
寝てたねこ。

さぁ後は天ぷら屋さんに行って裏メニューを頼むだけ。 意気込み、街を捜し歩く。しらみつぶしに歩きまわる。


天湯!?天ぷらか!?
銭湯みたい。

探せば探すほどに、歩けば歩くほどに空腹が進み、天という文字に敏感になる。人生最大の天感度を誇っているが見つからないのでやっぱり人に聞いてみる。


天、天然石。
パコン教室通いたい。

江戸っ子は話が早い

水撒きしている腹巻のおっちゃんに聞いてみる。

僕「この辺に天ぷら屋さんはありませんか?」
おっちゃん「天ぷら屋さん?専門店か?」
僕「あ」
おっちゃん「専門店なら天春さんだね。」

早い。答える前に教えてくれる。

おっちゃん「でも天春さんは今日は休みだよ。場所だけでも教えようか」

休み!?休みか。天ぷら食べる気、裏メニュー注文する気満々だったのに。天ぷらの口になってたのに(天ぷら受け入れ態勢万全、もう食べる気だよ。って意味で関西のおばちゃんがよく使う言葉です)。とりあえず場所だけでも聞いておこう。

僕「とり」
おっちゃん「この道をまっすぐ突き当たると銀杏神社ってのがあるからそこを右に曲がって三本目を右に曲がって三件目にある所が天春さんだよ。まぁ行ってみなよ」

答える前に全て解決してしまった。チャキチャキとした口調で話が早い。これが江戸っ子か。風呂は熱いの好きなのか。有力情報手に入れて、天ぷら屋さんに早速向かう。

 

休みの天ぷら屋さんが見つかった


銀杏神社。正式名称、銀杏岡八幡神社。
神社ねこ。

すぐにたどりつく銀杏神社。ここでもまずはお参りを。たくさんの銀杏の木があるこの神社。やかんの木の銀杏の方が立派だったな。と思いながらも手を合わせる。

休みだけども天ぷら屋さんまでもうすぐだ。言われたとおりの道をゆく。


ここか?


角を曲がって三件目。パッと見民家のようだけど、天丼持ち帰りの張り紙が。結構歴史を感じるし、二階に座敷もありそうだ。条件ばっちりこの店舗。


お持ち帰り天丼530円。


注文したかった裏メニュー、休みならばしょうがない。見てきての注文、店舗の名前は天春さん。このお店で合ってますでしょうか。


>>結果はこちらに投稿しました

おろしカツ定食830円。

天ぷらの口と言いながら、すぐに豚カツを食べた。関西人のいう口とはその程度だ。

腹ごしらえも終わり、万全の状態で次の見てきてに向かいます。


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