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はっけんの水曜日
 
寝台列車の個室の狭さを堪能する

荷物の1/3はこれ

「自分の家のようにのびのびしながら旅ができる」ならば、家でやっていることをここでやってみれば、その空間のスケールの違いがわかりやすいのではないだろうか。そう考えて、2種類の道具を持ってきた。毎日続けているフィットネス用の道具である。


折りたたみ式フラフープ、そしてこの青いバンドは・・・。

まずはこの青いバンド。これは二の腕を引き締める専用の道具であり、その効果の程はまだわからないが、少なくともあまり場所はとらないはずだ。何せ、ゴムを頭の上まで引き上げるだけだ。


こうやって尻の下に挟んで・・・
息を吐いて4秒で伸ばす!

手は天井にすれすれの状態だが、運動には問題ないようだ。10回を3セット行い、終了とする。

次はフラフープだ。ちなみに直径は1m。組み立てること自体、果たしてできるのかどうか。


まあだいたい結果はわかりつつも組み立て中。

まわせるはずもなし。

それはそうだろう。部屋幅とフープ直径が同じなんだから。そそくさと分解して撤収だ。

器具を使うものにはやはり限界がある。ならば体ひとつで挑むのはどうだろうか。踊るのだ。失礼してちょっとベッドの上で立ち上がらせていただく。


ヒャッホー →→→
→→→ハイハイハイハイ(肩が階段に当たる)。

ソレソレソレソレ (腕が階段に当たる)→
あ・モンキーモンキー。

いっぽう、列車は人けのない長岡駅に停車。


踊るにしても当然立ち上がらなくてはいけないのだから、いちいち振りが壁につっかえる。当たり前でした。作り笑顔も疲れるってものだ。

そして夜は更けてゆき、動いたせいで個室内の温度も上昇していく。早く終えてビールを開けたいんだ。


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