仕掛けが飛んでいくのにあわせて、ペットボトルに巻いた釣り糸が絡むことなくスムーズにヒュルヒュル出ていく。
狙った場所におもりがポチャンと着水したら成功。
要するに仕掛けを投げ込むだけなので、二、三回も練習すれば誰でも思った方向に投げられる。竿とリールで仕掛けを投げるのに比べても全然簡単。簡単すぎて自分が運動神経いいんじゃないかと勘違いしそうになる。
で、これを一人3セット投げ込んでおいた。夕暮れだけにサンセット。ペットボトル釣法は道具代が安いので、仕掛けをいっぱい作れるのがいい。
ウナギが釣れるとペットボトルが倒れる
仕掛けを投げ込んだら、余分に出た糸をペットボトルに巻き、最後にペットボトルの首部分に1、2回巻く。
これで糸の出ている位置が高くなるので、ウナギが釣れたらこの水が六割入ったペットボトルがパタっと倒れて、掛かったことを知らせてくれるという仕組み。
ペットボトルに入れた六割の水というのが、風で倒れず、釣れたら倒れる、絶妙な水の量らしい。これがボーリングのピンとかだったらなかなか倒れてくれない。やっぱりペットボトルがふさわしい。
この「釣れたらペットボトルが倒れる」というのが、ペットボトル釣法の合理性であり、醍醐味なのだ。 |