「のろし」とは煙を上げて相手に情報を伝える通信手段だ。
日本では弥生時代にすでに使われていたという。
現在では光ファイバーが張り巡らされ、WiMAXなる無線通信も実用化されている。
まさにブロードバンド時代だ。
それに引き換え、「のろし」はナローもナロー、煙が上がってるか上がっていないかでしか情報を伝えられない。
しかし、のろしもインターネットも情報伝達手段には違いない。
それに、煙の有無で事象を伝えるというのは、情報をデジタル化していることに他ならないのではないだろうか。
そう考えると、インターネットとのろしの共通点が見えてくる。
(text by 工藤考浩)
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