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はっけんの水曜日
 
東京で美味しい餃子を食べ歩き

 

三軒目蒲田『ニイハオ』

三軒目も蒲田。流石餃子の聖地。京成蒲田の近くにある本店にやってきた。近くのビル地下に別館、JR蒲田駅の近くに三号店がある。

Kさん「ここも羽根付き餃子と水餃子で有名だね。中国残留孤児として帰ってきた人が始めた店なんだ」

ネットの評判を見ると接客が悪いって話だったけど、店員さんはニコニコしていて愛想が良かった。CGMの評判なんて当てにならない例。焼き餃子と水餃子、ビールを頼んでしばらく待っていると餃子が運ばれてきた。

うまそー。


焼き餃子300円6個&水餃子500円10個


焼き餃子は6個で300円。1個50円の計算。うーむ、安い。値段はホワンヨンに近い。

ホワンヨンの餃子よりも羽根が大きい感じ。

まず、羽根がでかい。具はニラもニンニクもなしでサッパリしている。ねぎ、キャベツ、豚肉かな。ざく切りのキャベツがシャキシャキとした歯ごたえを残している。皮はモチモチ感高め。水餃子みたいなモチモチ感で、皮のモチモチ感は本日一位。

たっぷりのごま油で焼かれていて、食べると口の周りがべたべたになる。中身汁も油たっぷりで、外も油、中も油でそれが美味い。キャベツやネギの切り方が大きいので、噛むとザクザクと噛み応えがある。


僕の知ってるラー油とは違うラー油。

面白いのがラー油。ほぼ黄色で辛味は薄め。僅かに辛味があるごま油といった風情だ。餃子があっさりしているので、普通の辛いラー油だと合わないのだろう。

しかし、それにしても蒲田の餃子は安い。値段と味のバランスがおかしい。だって300円でこの味だ。同じ味を六本木で食べたら900円は取られるんじゃないかと思う。

水餃子も食べないと冷めちゃうな。


水餃子500円10個


手の形が残る水餃子。これも1個50円の計算。

タレに濡れる水餃子ってセクシーだよね。興奮するよね。

10個だ。なんと10個。それが500円。つるつるといくらでも食べられてしまうし、ビールもいくらでも飲めてしまう。餃子自体は焼き餃子と同じでアッサリしている。やっぱりこういう中国餃子は水餃子の方が好きだな。

しかし蒲田の餃子っぷりは知らなかった。今まで知らなくて損してた。蒲田に住んでたら間違いなく通う。通い詰める。餃子ばかり食べる。


炒飯も多くてチャーシューたっぷり。近所に住みたい。

昼ご飯時は過ぎていたのに店内には近所の人らしき数グループが、餃子や他の料理を囲んでいた。賑やかに美味しそうにビールを飲み、餃子を食べていた。ニイハオの近所に住んでるとおぼしきその人達を見ていると、本気で羨ましくなってしまった。こういう店は、近所にあってこそ嬉しいのだと思う。


スペース調整の写真。コネタ城に投稿したらよかったか。

後半はでっかい餃子編です

前半は中国風の、ニンニクが入っていない餃子を食べ歩いた。どのお店も中国系の人がやっていて、雰囲気も味も中国っぽいように感じた。安くて美味しくて幸せだった。

後半は、大きい餃子をだすお店を特集する。これまたいい餃子が食べられた。その嬉しみをみなさんにお届けしたいと思うが、伝えきれないと思うのでモニターの前で悶絶したら良いと思う。


渋い外観の一圓。吉祥寺駅北口から徒歩5分位。

四軒目吉祥寺『一圓』

四軒目は吉祥寺の一圓だ。後半は前半と違う日に食べ歩いた。30過ぎのオッサンとなってしまった筆者には1日三軒が限界だったのだ。あと、いくら取材とはいえ、やっぱりお腹を空かせて食べた方が嬉しいに決まっている。

Kさん「ここはたまたま飛び込んだら餃子が美味しかったんだよ。最初はラーメンを頼んだんだけど、それはちょっといまいちで。餃子を頼んだらスゲーうまくて、ラーメンは残して餃子だけ食べたよ」

店内に入りカウンターに座って注文。

松本「焼き餃子と白金豚餃子ライス付き、それと一口ゆで餃子ください」

Kさん「え。ごはん付けるの?大丈夫?」

松本「いやー、お腹減っちゃって」

この日一軒目という事もあって強気の三品オーダー。ビールはないので白金豚餃子をライス付きにしてみた。三品といっても、一つは一口ゆで餃子だ問題ないだろう、この時はそう思っていましたね。


焼き餃子450円5個


並べた携帯電話と比べても明らかに大きい。皮も分厚く凄い食べ応え。1個90円。

箸で持つと重いのよ、これが。

餃子は皮と焼き方で決まる

15分掛けて焼くというジャンボ餃子が出てきたとき、僕は思わず笑ってしまった。デカっ。なにこれ。この大きさで1個90円?具は白菜、肉、ニラ。ニンニクは入っていない。最近は餃子にニンニクを入れないのが流行ってるのだろうか。

大きくて皮が厚いのだが、しっかり時間を掛けて焼かれているので固さは感じない。今回の記事で何回書いたかわからないが、このモチモチ感は素晴らしい。

Kさん「皮が厚い餃子ってのは、最初タップリのお湯で茹でるように焼くんだよ。茹でて火が通ったら余分なお湯を捨てて焼くから、モチモチしていてカリッと焼けるんだよな。モチッカリッが美味い餃子の条件だな」

松本「なるほどね」

Kさん「焼いた後の鉄板の掃除も大事でさ。こないだ話したじゃん、武蔵溝ノ口の王将の話」

松本「ああ、鉄板の手入れと焼き方が上手いってとこね」

Kさん「そうそう。この一圓も鉄板の掃除が早くて綺麗だから餃子が美味しく焼けるんだと思うよ」

餃子は皮と焼き方で決まる。なるほど、である。


白金豚餃子600円5個


やや小振りの焼き餃子。1個120円の計算。

お次は白金豚餃子。白金豚と書いてプラチナポークと読む。焼き餃子よりも肉が多めで中身汁の旨味が濃い。そう、濃いのだ。ご飯に載せて中身汁が沁みこんだ所を食べると、生きている幸せを感じることが出来る。

5個600円は単品の値段で、ライスを付けると750円。ザーサイとやや多めのご飯、スープが付くからそれだけでお腹が膨れる。一圓は全体的に量が多いように思う。


一口ゆで餃子370円6個


一口といいつつ、普通の大きさの水餃子。1個約62円。

松本「あんまり一口って感じの大きさじゃないね」

Kさん「普通の大きさだね」

値段や名前から小さめの可愛い餃子を想像していたのだが、出てきた餃子は普通の大きさだった。この店はちょっと大きさの概念が普通と違うのだと思う。皮はツルツルでモチモチウマウマ。あー、ビール飲みてー、ってずっと思っていた。

一圓の焼き餃子はレベルが高かった。このページ前半では蒲田に住みたいと思っていたのだが、これは吉祥寺にも住まなければならなくなった。間を取って渋谷辺りに住めばいいだろうか。いや、それじゃどっちからも遠いじゃないか。

次のページでは代々木の大きな餃子を食べに行く。


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