はっけんの水曜日

夕焼けだんだん 野良猫といえばハズレがないのが谷中の夕焼けだんだん。以前書いた記事「オープン猫カフェはじめました」でも、猫密度の高さは実証済みだ。 しかしいつも猫が溜まっている一画に来てみると、一匹もいなかった。 がーーん どうやら猫たちにも活動サイクルがあり、ちょうど昼寝の時間に来てしまったらしい。 道端の寝ている猫がけだるそうにこちらをみてる やっぱり昼寝中 墓守も寝ている 起きている猫もなかなか寄ってこない やっぱり箱がいけないのかな ひっそり… 猫たちにいつもの活気はなく、起きている猫を呼んでみても距離をとって目を合わせてくるかんじだ。 先日来た時は座ればよってきたのだが・・・考えられる事はひとつ。箱を持っているのが原因かもしれない。   フレンドリーな猫もいる そんなクールな猫のなかにも、友好的な墓守猫もちゃんといる。猫じゃらしにもよくじゃれるので、この子でチャレンジしてみよう。 この子はいつも同じ場所にいて、人間たちの話し相手になっているとても賢そうな猫だ。 つかみはオッケー ちょっと離れたところから誘う きたきた ウシほどではないけどまずまずの反応 いいよいいよ 予想外の無関心さ 一通りおびき寄せたところで、箱をひっくり返した。すると急に表情から輝きが消え、サーっともとの場所に戻ってしまった。 なんで裏側はダメなんだよ！ ・・・わからない、猫ゴコロがわからない。何を考えているのかまったく読めないよこの動物は。 「何にも見えません」と言わんばかりの表情 接近戦に持ち込むも、かたくなに顔だけあさっての方向を守っている まったく聞く耳持たない。プライドもずたずたである。 ちょこっと入ってくれても良さそうなものなのに。まあ猫のほうにも色々と事情があるのだろう、と自分に言い聞かせてひと撫でし、撤収する事にした。 墓守猫の心得「知らない箱には入らない」 猫キノコでもただの猫でもどっちでもいい 実はさっきの公園でずっと傍観していたウシ猫に、箱の裏側にマーキングされてしまったのだった。きっと墓守猫はちゃんと他の猫の縄張りを感知して入ってこなかったのだろう。そう考えると猫ってすごい生き物だと思う。たまたま気分が乗らなかっただけなのかもしれないけど。 「その中、他の猫の縄張りだから入れないにゃん」って言ってると思うと超かしこい。 ＜ もどる ▽この記事のトップへ

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