私がとばしたホタルイカの目玉は結局みつからず、前代未聞の再試技となった。やっぱりとばすものが小さすぎるよね。
これで実はまだ僕の口の中に目玉があったら富山県出入り禁止となったところだが、とばしたのは確かなのだ。おそらくは人工芝の中に深く入ってしまったのだろう。
あー、恥ずかしいったらありゃしない。
注目が集まる中での再チャレンジ
急遽もう一匹ホタルイカを食べて二回目の試技へ。
審判団の鋭いまなざしに、もう二度とロストしまいというプライドが見受けられる。目玉がどこにとんだのかなんてそれほど興味のなかった観客達も、ちびっこたちを中心に、次は自分がみつけてやるぞと意気込んでいる。
記録云々よりも目玉を見つけることに関心が集まっているという変な空気の中、早くこの場から去りたいという思いを込めて、なるべく見つかりやすいようにまっすぐと目玉をとばす。飛距離よりも方向優先。「置きに行った」というやつだ。 |