家の窓から見える景色が超地味
次はサブビジュアル。これは第二の条件「展望室から見える景色」である。
しかし観光地とただのアパートでは見える景色に雲泥の差があった。
予想してたことだが、自宅の窓から見える景色はとてもスタンプの絵になるようなものはない。
でも一応(第一の条件は無視したくせに)第二の条件に乗っ取ってトレースしてみる。 完成してみたら案外良いかもしれない。
完成したがやっぱり良くはなかった。
隣の家には失礼だけどこれじゃ華がない。 もう少しスタンプになりそうな名物的なものは近所ないだろうか。
住んでるところは自然がモサモサしてて絵になりそうな花とかもあった。 ただ問題はそのような自然物はトレースがとても難しいことだ。 花とか無理。細かすぎ。
それにここはやはり自分(小柳)をよく表すような題材にすべきだと思う。 美しい花とか絶対そぐわない。
枠は派手目に
メインとなる部分は出来上がったので最後はすべてを収める丸い枠のみ。
ここまで描いてきた絵がくつろいでる自分と調理器具という 大変にパッとしないものだったので、枠だけは観光地っぽく派手にしたい。
所在地を表す県と市、記念してることが一目で分かる来宅記念の文字、 無駄にあしらわれた浮かれた星。紛う事なき観光記念スタンプである。
これをデータとしてスタンプを作ってる会社に渡し(恥ずかしかった)、 二日後完成品が送られてきた。