観光地に行くと大抵スタンプが置いてある。 いわゆる観光記念スタンプである。
観光地に行ってそのスタンプを見かけると、「あ!観光地!」という気がするし、 後から押したスタンプを見ても「ここ観光したなあ」と感慨にひたれる。
だからもしその観光記念スタンプが自分の家用にあったら、 来客がとても楽しい気分になれるに違いない。 ただ家にお邪魔することが「観光」になるのだから。
「おれんち寄ってった記念にスタンプ押してけよ」ていう台詞も言いたい。
(小柳 健次郎)
自分家用のスタンプを作る前にちゃんとした観光スタンプも見ておきたい。 あと高いところにも昇りたい。ということで都庁の展望室に来た。
適当に景色を見つつスタンプを探すと、 出口のエレベーター付近の死角という分かりづらいところで発見。
さすが都庁だからかどうかは知らないが机がかなりでかい。 その真ん中奥にちょこんとスタンプと朱肉が置いてある。 すごいスペースの空き。もう30個ぐらいスタンプ置けそう。
分かったこと
都庁の観光スタンプを観察して分かったことは、
これは都庁だけの例だけど、観光スタンプをネットで検索して見てみると 主立った特徴はだいたい同じだったため、この特徴を参考におれんち観光記念スタンプを作る。
版下描きます
ハンコの制作は業者に頼むのだが、ハンコ用の版下データは自分で描く必要がある。
メインビジュアルとしてまずなにはなくとも小柳家が必要だろう。
しかし住んでるアパートを描くのはダメだ。自分以外にも人は住んでるし、なにより建物は大家の所有物。 それでは大家の記念スタンプになってしまいくやしい。
なのでここは「自宅でくつろぐ自分」を描くことにした。 いきなり第一の条件「建物そのもの」から離れた。