共食いブタがいらっしゃるお店ベスト3。まずは東京は有楽町の韓国料理屋さん。「共食いキャラクター韓国編」でも述べたが、かの国は日本と肩を並べる共食いキャラ先進国である。そのお国の料理の店となれば、さもありなん。
いささか「わかっててやってる」感じがあり、共食いキャラ鑑賞家としては鼻につくが、そこを開き直りと物量で押しきったその手腕には素直に拍手を送りたい。
悪ノリ共食いブタ
つぎにご紹介したいのは、神戸の中華街、南京町のお店である。これが悪ノリもはなはだしいのだ。
どうだろうか。単に共食いであることを越えた新次元に達している。かなりの悪ノリではあるが、これはその表現をデフォルメすることで共食いキャラの存在そのものを世に問うているのだと解したい。
あまりにも当たり前になってしまっている共食いキャラ。みんながスルーしがちだが、それでいいのか、と我々に訴えているのだ。さすがは老舗である。
純粋共食いキャラに癒される
最後にご紹介したいのは、道頓堀のお店である。食い倒れの街として有名なこのエリア。その評判は、共食いキャラ界においてもダテではなかった。
既にご紹介した2店が、いささかイロモノ過ぎるのに対し、こちらの作品はあくまで素で勝負。派手さはないが、共食いキャラ鑑賞本来の味が楽しめる逸品である。
「わかっててやってる」ものの、その物量と突き抜けた描写であえてお勧めした前述の2作品だが、やはりこういう「純粋共食いキャラ」が個人的には好みである。
大阪にお出かけの際は、ぜひ訪れてほしい。
今後も地道に集めていきたいと思います