ブースの前には最新型のフィアットが展示されていました。
ルパン三世が乗っていたフィアット500の新型と、今やヨーロッパを代表する小型車となったグランデプントのアバルト仕様。
このアバルトというブランド、もともとはフィアット車をレース用に改造して販売するチューナーの名前でした。アバルトによって限界までチューンされたフィアットの小さなクルマが、レースで大きなクルマを倒して勝つことが多かったことから、フィアット好きにとっては伝説のブランド名で、そのシンボルであるサソリのエンブレムに対しては、ほとんど信仰に近い感情を持っています。
たぶん機械的には何もイジっていないクルマでも、このサソリのステッカーを貼るだけで気持ちの中では20馬力くらいアップしているはずです。 |