投げ方説明
いつもはシダが獲れたらある程度数を確保してから山で飛ばすが今回は撮影の都合もあり公園にやってきた。
シダを片手に公園へ。
良いシダを狩ったなら後は飛ばすだけだ。飛ばし方も簡単に。
これだけだ、ちょっと投げたらすぐにコツをつかめるだろう。さぁ投げよう。
シダを投げるのは格好いい
当たり前だがシダに動力はなく滑空するだけだから高いところからの方が飛距離や滞空時間が伸びる。公園の出来るだけ高いところから投げた。
その写真を撮ったらあまりの格好良さにびっくりした。何だこれは。一体何してんだコイツは
大空を舞うシダ植物とそれを従える僕。空の色もまた素敵。
実際は高いところからシダ投げてるだけだ。それが写真になると格好良い。どんどん投げる。どんどん写真撮る。どんどん格好いい。インドも格好いい。
投げるインド。羽ばたくシダ。今だけ空はこの二人のもの。
シダ飛ばしはただ楽しいだけだと思っていた。だけど写真を見たら格好いい。僕の人生の中で一番格好良く写ってる写真だと思う。僕の人生最高の瞬間はシダのおかげだ。凄いシダ。
子供にも大人気シダ
もちろんシダは子供にも大人気。なにやってるんだろうと近づいてくる。
スゴーイ!ワイワイキャッキャ!!
そして子供たちはシダの飛びっぷりを見て
「わぁ、あれ良いなぁ…」 「えぇ、スゴーイ!!」 「なんだ、うぉー!」
などと口々に発してワイワイキャッキャ。老若男女問わず大人気なシダ。でも僕が「凄いだろう!」って言ったら「う、うん!!」って言いながら蜘蛛の子を散らすように逃げていった…。子供にとったらシダ>僕か…。
動画でどうぞ
老若男女に愛されるシダの飛行風景を動画でどうぞ。
手から離れた瞬間のフワッと風をつかむ感じがとても気持ちいい。このシダは両ウイングを開けば1メートルは軽く超える大物だ。それがこんなに宙を舞う。デカくて飛ぶ、男の子の夢みたいなやつだ。シダだけど。
とても安定した飛行。これがシダの魅力だと思う。紙飛行機や割り箸飛行機などの空気を切り裂きながらの飛行とは違う、空気を包むような飛行。風にあおられてもバランスを崩すことなくむしろ再上昇することすらあるシダ。安心感がある。
その安心感の固まりともいえるのが次の動画。
遅い!全く飛距離は出ていないがもの凄い滞空能力!!一瞬空中で止まってすら見える。あの高さから地面まで約5秒。これだけ風に愛されるものは無い。
いかがだろうか、撮影技術の拙さなどからシダの飛行能力を存分に伝えられていないのがとても悔しい。え?全然飛んでないじゃん。とか思われてたらどうしよう。参考までに飛ばないものを飛ばしてみたので比較してみてください。
ほら、シダ凄い。
あー、楽しかった。何かが飛ぶのってどうしてこんなに楽しいんだろう。 皆さんにこの楽しさが伝え切れているか不安です。 実際に山で採って飛ばしてみて欲しい。山とか橋の欄干とか高さが あればあるほど飛ぶので出来るだけ高いところから飛ばしてみてください。 ホントに楽しいから。
尾張ウイングと僕のシダさんたち。