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ちしきの金曜日
 
地図を見ながら飛行機に乗ると楽しい
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航空機をチャーター!してません

グーグルマップの航空写真をしょっちゅう眺めている。へー、この半島はこんな形なのか、この川はなんだろう? 気づくと1時間は過ぎている。

でも、地図でしか見たことがない景色を実際に目で見てみたい。

「いっしょだ!」と興奮するかもしれないし、もしかしてちょっと違ってるところがあったらさらに興奮するだろう(グーグルマップで使っている写真を撮ったあとに、建物や地形が変わっているかもしれない)。

どっちにしろ楽しそうだ。(林 雄司



飛行機からの景色と地図を見比べていよう

3月、北海道に取材に行くことになった。移動は朝の飛行機。地図を上から眺めるチャンスである。

北海道に行く飛行機はほぼずっと陸の上を飛ぶのだ。以前、北海道に行ったとき、機長が「いま下北半島の上空を通過中」「いま猪苗代湖上空」とアナウンスしていた。

しかしそのときは窓際の席ではなかったので下北半島が見られなくて悔しい思いをした。同じ地形マニアとして機長の親切を受け止めることができなかった。

今回は窓際に座るべく、予約時に窓際を座席指定した。進行方向に向かって右側の窓際席だと下北半島が見えるのだ。

この本を参考にした。フライトナビ(イカロス出版)。

航空路線毎に、どちらの席から何分後にどの山・半島が見えるというチャートが載っている。K側の席(Aと反対側の窓際)に乗れば羽田を出て60分後に下北半島が見えると書いてあった。しかしなぜ僕はそんなに下北半島が見たいのか。

 

地図もパソコンに入れた

下北半島の他にも飛行機の窓から気になる地形や建物が見えたら、その場でグーグルマップで調べたい。ほほう、あれが鳥海山か、なんて。

でも飛行機のなかはネットが使えない。出発の前の晩、グーグルマップの画像をノートパソコンにちまちま保存した。作業に4時間かかって睡眠時間が2時間になった。寝不足のため飛行機のなかでうっかり寝てしまったらどうしよう。

話としては面白いが、絶対ねるな!おれ。僕の思慕いをジョークにしないで(ウインク)。

仕事中には思ったこともない強い決意のおかげで寝ることはなかった。

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準備OK&寝てません! でも…

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ほぼ雲!

考えてみれば飛行機から見えるのはほぼ雲だ。グーグルは雲のないところの写真を使ってくれていたのだ。本物はほぼ真っ白だよ。

グーグルも地図用に衛星画像をまとめて買ったら入ってるのは雲ばっかり、なんてビックリマンチョコ的な思いもしているのかもしれない。

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これでどこかわかったらすごい


帰りに念願の下北半島が

翌日、取材を終えて帰りの飛行機である。帰りもPCとフライトガイドを両手に持って万全の体制で臨んだ。切符はあらかじめ窓際を購入済みである(前の便にも乗れたのだが、窓際があいている便まで待ったのは秘密)。

そして離陸後、電子機器が使用できるころになって飛び込んできた景色は……!

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このカーブは下北半島か!

たぶんこのへんを飛んでいる

グーグルマップと一緒!なんだけどかなり斜めから見ているので分かりにくい。同じなんだけどあんまり同じじゃない!という予想外の興奮だ。

下北半島には日本最大の砂丘がある(鳥取砂丘よりも広い)。しかし防衛庁の試験場があるため一般の人は立ち入り禁止なのだ。そのまぼろしの砂丘もよく見えた。

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これはグーグルマップより詳しい写真かも!と思ったらそうでもなかった

むしろグーグルマップのほうが詳しい!でも楽しい!



南下して東京に向かいます >
 

 
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