16年越しのチャレンジ
Wikipediaを丸暗記しようと思い立ったのは今から16年ほど前、冬の寒い日でした。
夕暮れの住宅街を歩いていたところ、男性から声をかけられました。
その男性は自らを「MI6の者だ」と名乗ったのです。
「工藤さん、あなたをスカウトしにきました」と言うのですが、MI6というのが何のことかよくわからずに、僕はその申し出を断りました。
家に帰ってMI6をWikipediaで調べました(→こちら)。
そこではじめてMI6が「イギリス情報局秘密情報部」のことだとわかったのです。
後悔しました。
ジェームスボンドと同僚になれるチャンスだったのです。
そのときWikipediaを丸暗記していれば、このチャンスを棒にふることはなかったのです。
翌日から僕は、少しずつWikipediaの暗記をはじめました。
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