昔おんぼろ、今は高級住宅街?
さてラーメン食ったり餃子食ったりした翌日の朝、京都。瓢亭やらイノダコーヒやらで素敵な朝飯などいただくこともなく京都の「見てきて」を解決したいと思いますよ。滋賀には悪いけど前日より若干テンション高い俺がいる。
というのも自分も京都の大学を出てまして、一昨年に京都に来た時にマイ「見てきて」をやってるんですよね。しかもまさにこの依頼と同じことを。
京都市右京区常盤山下町というところにある(はずの) すきま風が吹き抜けるアパート<山の下寮> 20年前ここでアパート生活していたのですが、おんぼろのまま残っているのかお近くの方・・・もしかしたら住んでる方がいらっしゃたらちょっと見てきてくださ〜い。 西隣のすきま風などない日本家屋の加藤さんというお宅が大屋さんです(笑)
もしかしたら、マンションになっちゃってるのかなー?
ちなみに山の下寮は2階建ての木造アパートで看板もあります。。。
よろしくお願いします。
>> 「見てきて」ページはこちら
ひとり暮らししてた人なら、一度は昔のアパート見に行きたくなりますよねえ。自分の場合、約14年前に住んでた太秦のアパートは見事建て替えられてましたが、京都の裏通りさんの思い出の地はどうか。
自分もこの近所の大学だったので、地理関係がなんとなくわかるのがありがたい。とはいえ寮まではわからんし光景も相当変わってるので、結局脚で探すわけですが。
東京だと電柱に番地まで書かれてあったりするので、地図一枚あればなんとかなるのだけど、他の土地はあまりそこまで細かくは書かれてない。たぶんこの辺が目的地なんだけどねえ。
と、ウロついてると「寮」と名のつくアパートを発見!これか、思い出の山の下寮!か!
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高瀬川沿いの名曲喫茶を偲ぶ
さてそろそろラスト依頼の時間となりました。山側の鳴滝から電車・バスを乗り継いで街の中心部・四条河原町に向かいます。そのついでにちょいと気になった神社も寄ってみたり。一本電車逃すと1時間待ちだったりした前日の旅に比べると余裕あるなあ。
小綺麗に手入れされてるのと一見普通な神社なのにペンタグラムいっぱい、という和洋折衷感がなんかハリウッド映画に出てくる神社、て感じですな。『キルビル』に出てきそう、というか。「神主:モーガン・フリーマン」とかいてもおかしくない。いやそれはおかしい。
それはさておき最後のスポットはこちら!
四条河原町阪急で働いていた頃によく休憩してたレトロな喫茶店です。クラシック音楽をBGMに高瀬川沿いの桜並木を楽しむことが出来ました。2006年に閉店したとのことですが、別のオーナーさんが新たに飲食店を始めたとのうわさも聞きました。思い出の憩いの空間がなくなってしまったと残念に思っていたのですが今はどうなっているのか、ぜひ見てきていただければうれしいです。
京都は多くのガイド本が出てるほどカフェ・喫茶店が多い街なんですが、その中でも昭和29年創業と京都でも老舗中の老舗だったのがこの「みゅーず」。3年前に閉店した時は新聞などでも報道されたそう。自分も京都在住時に何度か行った覚えがあります。
この喫茶店以外にも木屋町周辺は居酒屋が建ち並ぶ地帯なので行き倒した当時学生も多いはず。さすがに先斗町や祇園てのは縁がないからね。今のフトコロ具合でもまだムリだけども。
無くなったのは3年前とあって、ありし日のみゅーずの姿は検索すると結構出てきます。その頃を偲びながら韓国焼肉を食う、もまた良し。
この取材の帰り、京都を舞台にした森見登美彦氏の小説『夜は短し歩けよ乙女』を読んでたら偶然そこにも「みゅーず」の名前が。皆の頭に焼き付いてるんですねぇ。
ちなみに自分はこの近所の「築地」という喫茶店をよく使ってました。競馬帰りによく反省会したものです‥(注:学生は馬券を購入してはいけません)
ビジネスでよく使ってる方は協力ください
今回のジャーニー、最初のQRコード看板を完全に見れなかったのだけが心残り!「まだあるよ!」という方はだいたいの場所を教えていただければリベンジするのでぜひ投稿を!