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ちしきの金曜日
 
ビル粉をあつめて

京王プラザホテルの下には石垣がある

新宿の高層ビル街はなかなか粉が出るビルがなかった。そおのなかで京王プラザホテルは出色であった。

石垣!

城か!と思う外見である。なぜここに石垣があるのか(後ろに日本料理の店があるからだと思うが)、運命的なものを感じつつセロハンテープを貼り付ける。

京王プラザホテル粉

これまでの石材ではなく、石垣である。石本来の荒々しさ、地味さ、朴訥さを感じさせる粉である。サラブレッドはかっこいいけど、日本固有の馬も味わいがあるよね、的な趣だろうか。

か、石の表面についている砂を持ってきてしまったのかもしれない。

 

粉目線でビルを見る

最後はデイリーポータルZの半分はここでできていると言っても過言ではない東急ハンズだ。

ポイントが信じられないぐらいたまってました
期待できる手触り
ハンズ粉

ボイジャーが送ってきた土星の惑星写真みたいになってしまった。期待させる質感とは裏腹にあまり大きな粉がとれないのだ。

新宿はあまりいいビル粉がとれなかった。ビル粉をとるならば六本木である。


まとめ

自由研究っぽくまとめてみよう。

・ビル粉はセレブ感ある外壁からよくとれる
・ビル粉の美しさと壁の美しさは比例する
・かっこいいビルが多い地域がビル粉採取には適している
・花粉の季節には向いてないかも

※ 最後の項目について
→ ビル粉採取の日は花粉が多く飛んだ日で目が真っ赤になってしまった。後日、ビル粉がついたテープをノートからはがして顕微鏡で見るときもまた目が痒くなった。ビル粉とともに花粉をもってきてしまったのかもしれないので追記した次第。

ここまで読まれて、ビル粉研究をはじめようと思っているかたも多いと思うが花粉の季節は避けたほうが賢明かもしれません。

(もちろん、自分でもそんな人いるわけないと思って書いてます)

今回使った顕微鏡、インテルQX3。もう売ってません。適応OSにWindows98って書いてあった。


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