さすがのセレブ感である。透明のものもあれば、美しい乳白色の粉もある。ミッドタウン粉と声に出してみると後半うんこじゃんと思っていたが、そんな邪念を吹き飛ばす質感だ。美しい。これがまた爪の先にも満たない大きさだと思うと愛おしウン粉。
いいビルにはいい粉が出る。六本木ヒルズとミッドタウンを見る限り、そのような傾向があるようだ。
粉目線でビルを見るようになる
次は六本木で通りかかった洋菓子屋さんのビルである。大きいビルだけを対象にしようとしていたのだが、ついいい粉が出そうなので惹かれてしまった。
取材中、そしてこの原稿を書いている今もビルを見ると「粉が出るかでないか」を確認してしまう。 |