これが、ぼたもち
あっ、と声を上げてしまった方がいたら嬉しい。私も最初にこのぼたもちを本で見たときは唸った。たぶん「ぬっ」とか言った。
このぼたもち、丸めずにお重に敷き詰めてある。そういうものらしいのだ、千葉の飯山満のぼたもちは。
私が見た本というのは、郷土料理を地域のおばあさんに聞いて集めたというレシピ集。各地のぼたもち、おはぎをまとめた項があり(すごい項だ)、その中で発見した。
本には、この地方ではぼたもちは丸めずにお重に敷き詰めるのが特徴であるといったことが普通に書いてあった。どぎまぎ読んだ私としては拍子抜けだ。なんでこうなっちゃったのか、今でもそうやって食べているのかなど知りたいことだらけなのに。
詳しくは後で調べることにして、本に書いてある通りにとにかく作ってみることにしよう。
そう思ってあんこを炊くために小豆を買いに行ったらスーパーの小豆の棚に「お彼岸」の文字が……。そういえば3/17からお彼岸だ。お彼岸といえば言わずもがなぼたもち。
ぼたもちの神様に呼ばれている!
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