焼いた肉の匂いの良さよ
焼くと広がる良い香り、何の変哲も無い焼肉の香りですが。凄いいいわー。
でもこの程度じゃ普通に食事してるのと変わらない匂い摂取量。こんなんじゃお腹は膨れない。匂いを、もっと匂いを。ドンドン近づいていく僕。
もう全然伝わらないだろうけどすっごい熱い。
焼肉を焼いているときに近づきすぎると熱い。当たり前だけど真実だ。だけどそれを超えないと行けないような気がする。何か、向こう側へ。
焼けた脂の匂いは本当においしそうでドンドンお腹が減ってくる。まだか!?まだ嗅ぎ足りないと言うのか。
色々頼んだことの無意味さ
更にハラミやカルビ、ホルモンなどタレ系の物が出てきた。やっぱり香りと言えばタレだ。ホント待ってました。
塩とタレの嗅ぎ比べ。タレはタレの匂いがする。
焼く前に、嗅ぐ。タレの匂いだ。これぞ焼肉のタレと言っていい正統派タレ、The・タレ。これは期待できる、やはりタレだ、焼肉はタレだ。テンション上がってタレタレ言いすぎだ。
匂いが分からなくなってきたらレモンでリフレッシュ
ドンドン焼いてドンドン嗅いでいく。もう本当に良い匂い。匂いを嗅いでいて気付いたのだが、タン塩だからタン塩の匂いとかではなくどの部位を焼いても同じ匂い、肉の匂いだ。匂いの違いはタレか塩かだけ。「嗅ぐ食事」の場合肉のバラエティに意味は無い。
それでも僕を誘惑する肉たち。美味しいよ、食べたら美味しいよ。
どんどん焼けていく食べられない肉。
あぁー。食べたい。正直に言うと食べたい。匂いを嗅げば嗅ぐほど食べたい。だが食べちゃダメだ。食べたいのは匂いを嗅ぎ足りないからだ。もっと、もっと嗅げばお腹が膨れるはずだ。
換気筒理論
七輪の上に付いている換気のための筒が煙を逃さず吸い取っていく。
こいつや換気扇等はすごい量の匂いを吸っている。吸いすぎて油まみれになったりしている。目に見えない空気を吸っているのにどっからどう見てもわかる量のものが付いている。そのレベルで吸い続ければ僕の胃も満たされることだろう!
わかりづらいけどギュンギュン吸ってる
満たされることだろう!とか書いたが、あの油汚れを吸うのか…と、ちょっとためらった。だが今日は焼肉なのだ。贅沢だ!と思うようにした。
頑張って匂いを嗅いでいるのだがお腹が膨らむ兆しすら見えない。このままじゃ埒が明かないので秘密兵器を投入しよう。