雪
石川:いきなりこれは採用だと思うんですけど、雪。これどうですか。
古賀:……。(石川さんは雪がとけるものであることを知らないのだろうか。)
石川:写真見てもらうとわかると思うんですけど、すごい綺麗な結晶なんですよ。気温が低いからですかね。この形で空から降ってくるんです。
古賀:……。(もし知らないのだとしたら今こそそれを教えるときなのだろうか。いや、そんな重責は私には……)
石川:しかも次から次へと降ってくるんで。無尽蔵に。原価ゼロで無尽蔵に!
古賀:(教えるべきか、教えざるべきか……)そ、そうですね。雪かあ、全く気づきませんでしたよ〜。よく、有名観光地の空気の缶詰とか売ってますもんね!でも、雪ってとけるものなんじゃなかったですっけ。いや、そんなことなかったかなあ。
石川:あ、そうだ、溶けますね。だめだこりゃ。
古賀:えっ、そうなんだ… |