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ひらめきの月曜日
 
会社で早弁する方法


会社で早弁する方法を探ります

  授業中に教師の目を盗んで弁当を食う行為。いわゆる早弁である。学生時代、これに憧れていた。

 既成のルールにとらわれない不良っぽさと、弁当を誰よりはやく食べてしまう優越感、そして教師にみつかり、チョーク飛んできて「テヘヘ・・・」ってそのかわいさ!

 不良っぽくもあり、かわいくもあり、ひょうきんでもある。早弁をするようなやつはきっとクラスの人気者だ。

 残念ながら早弁をする機会がなかったためにクラスの人気者になりそこねたぼくではあるが、一人前の会社員となった今、それを果たしてしまおうと思います。

榎並 紀行



学生時代にはなかったリスクも

 「早弁」という青春の忘れものを取りにいくこの企画だが、会社員という立場上、学生ノリでは済まされないリスクを伴う。

 上司などに早弁が見つかった際にはそれこそチョークを飛ばされる程度では済むまい。クビになるほどではないが、ボーナスの査定などに響くかもしれない。

 間違ってもかわいいとは思ってくれない気がする。
だからこそ今回は絶対にばれない工夫が求められるのだ。


ハンバーガーやサンドウィッチ、おにぎりなどの軽食ならば
「食事時間を削って頑張ってる」感じが上司の好感を呼ぶ

 自分ひとりのアイデアでは心もとなく、企画会議の席上にて、経験豊富なライター陣のみなさまに知恵をお借りした。そこで頂戴したアイデアも盛り込みながら、今回は4つの方法で早弁に挑んでみようと思う。

 

環境的には早弁に適している

 ところで、席の位置というのは、早弁の成否を分ける重要なポイントだと考えられる。学校でいえば教卓から最も離れた最後列、それも窓際のはじっこがいいだろう。廊下側だと見まわりに来るヒマな教頭に見つかる可能性があるからだ。

 

その点でいえばぼくのデスクは上司から最も遠い場所にあり、しかも背後は壁と外窓になっているから、早弁をするには絶好の環境といえる。

  とりあえず注意を払うべきは向かいに座る後輩。彼にさえ気付かれなければこの試みは成功だ。


いわゆる窓際族というやつですな

 

●作戦1 「そのお茶、お茶漬け作戦」

 昨晩の酒が抜けず胃がもたれている日の昼食は、お茶漬けなどであっさりと済ませたいものだ。そんな時、仕事中にさらさら早弁をやっているのでは、いかにも印象が悪い。早弁に加え「あ、こいつ昨日飲みすぎたな」と2乗のマイナスイメージを与えてしまうことになる。

そもそもそんな日に早弁するやつはいないかもしれないが。


2日酔いにはやっぱこれだよね
この作戦には、会社で愛用している湯呑を活用する

 要するに湯呑の中にお茶漬けをつくってしまおうという作戦だ。周囲にはお茶を飲んでいるようにしか見えまい。

なんせこれだもの。


手前の梅干しと漬物が若干気になるが

 どうだ、まいったか。これはどう見てもお茶を飲みながらメールをチェックする人だろう。実際にはお茶漬けをもぐもぐ食べているのに、だ。


おそらくばれてはいない(もぐもぐ)

非常に食べづらく全くおいしくないことが問題といえば問題だが、早弁的には大成功といえる。

この調子でどんどん早弁していこう。


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