シーン6: ごみを拾う
ごみを拾う(オンマウスで動きます)。
これもわざとだ。
でもこれがきっかけとなって、何がいいことで何が悪いことなのかについて、妙に考えるようになってしまった。悩める中学生のようなことを言ってますが。
シーン7: ごみを拾わない
ごみを素通り(オンマウスで動きます)。
それがこれです。道にはよくごみが落ちている。でもわざわざそれを拾って歩いたりはしない。拾わないのを悪いこととも思わない。
でも一回ごみを拾ってしまうと、次に拾わない自分に対して罪悪感をおぼえる。「今ぼくは、ごみがそこにあることを知りつつ無視してる」という気分になる。「いやでも全部を拾うわけにはいかないでしょ」と、自分を説得したりするのだ。
高校生ぐらいのころ、こういう感じのめんどくさいことを一生懸命考えたりしたなあと懐かしく思い出す。
シーン8: 子どもをあやす
よしよしよし(オンマウスで動きます)。
冬の初めに子どもが生まれたので、家にいる間はたまにあやしたりする。こうしてみると持ち方があまり上手じゃない。振り返ってみてよかった。
シーン9: 夜ごはん
うまいうまい(オンマウスで動きます)。
近所のインドカレーやさんでチキンカレーを買ってきた。とてもうまい。後から気がついたが、そういえばインドでは左手は不浄の手なのだった。食事に使ってはいけないらしいのだが、ここでは遺憾なく活用している。プチ悪行といえよう。
シーン10: ベッドで寝る
ずっとパソコンを見てる(オンマウスで動きます)。
寝転がってずっとパソコンを見てるだけだ。そのうち力尽きてパソコンを開いたままこの状態で寝てしまう。そして一日が終わる。
以上、一日
なんと!ここまででようやく一日なのだ。えんま様はこれをあと365日分、さらに年数分だけ繰り返し見なきゃいけない。
人生を振り返るのも楽しかったりして、なんて考えていたのだが、ぼくにはちょっと無理だと思った。
ばれないと思うけど、悪いことしちゃだめよ
結局ぼくはとりたてていいことも悪いこともしてなかった。そういう場合はどっちに行くんだろうか。悪いことしてなければ天国、みたいなゆるい基準ならありがたい。
天国に行けるのか。
そういえば「お天道さまが見てる」という言い方もある。だから悪いことはしちゃだめだ、という教えになるんだと思うけど、そうして考えてみると日本はひどい監視社会みたいだ。
子どもにはなんて教えよう。やっぱりえんま様の話をするのかなあ。