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フェティッシュの火曜日
 
バーミヤンのカードゲームを作る

カードの裏

 続いてカードのイラスト以外の部分を作る作業に取りかかる。これは、家に帰ってひとりでやった。まずはカードの裏のデザイン。

 いろいろ考えた末にできあがったのがこれだ。

これがバーミ王だ



 最初は、バーミヤンのあの桃のマークを取り入れようとしたのだが、あまりにもそのまんまだったので、色だけをそれっぽく使ってみた。

 その中心部分にカードのタイトルである「バーミ王」の文字を添えた。あんまり凝ったデザインはできないので、こんなところでいいだろう。○をみっつ。


おなじみのマークを参照しました


カードに命を吹き込む

 次はカードの表に各メニューの名前とイラスト以外に何を盛り込むか。カードゲームのキモとなる部分だ。

 イラストを描きながら、友人とはTCGのルールについて話し合っていた。この「バーミ王」ではメニューの値段とカロリーを能力にして、最終的にプレイヤーのおなかがいっぱいになったら勝ち、というルールにしようとぼんやりと方向性を決めた。

 というわけで、カードには料理カードの情報として、カロリーと値段を表示することにした。


地獄への道は麻婆豆腐で敷き詰められている

役割グループごとに色分けもする


 その他にゲームに深みを出そうと、カードをメインのメニューとサイドメニューなど4つのグループに分けた。イラストの下の部分はそのグループによって色分けされている。

 このグループによってカードの役割が違うことにしよう。ルールは僕が決めていいのだ。

 あれこれ調整を加えながら、できあがったものを印刷する。2009年の年賀状を印刷しなかったプリンターが、バーミヤン・トレーディングカードのためにフル稼働する瞬間だ。

すこし埃かぶってる



 印刷された紙を切り分け、料理のイラストを貼り付けて、なんだかんだで延べ10時間近くかかって完成したカードがこちら!




こんな感じ。上出来です。

手描きを活かすために紙を貼り付けたので厚さはこうなった



 苦労の甲斐あって、手作り感はあるがいいカードになっていると思う。うぬぼれになっているかもしれないが、もうよく分からない。「牛肉とピーマンの細切り炒め」のカードがある時点でもうおもしろくなってしまっている。



牛肉とピーマンの細切り炒め!

ならべたら圧巻!


 カードを作るだけではまだ不十分。ということで次ページでは実際にカードゲームをプレイしてみます。

 もちろん舞台はバーミヤンです。


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