外国のチョコは「カサカサしている」
そもそも、私は常々「外国のチョコってなんかカサカサしてるよね」と思っていた。思っていたし、みんなそう思っていると信じていた。
今回も「カサカサじゃないチョコの国と、カサカサのチョコの国を分けてみようと思うんです」、とこの企画を提案したくらいだ。
けれど周囲に話を聞いてみると、どうもこの「カサカサ」というチョコの味についてまずもってピンと来ない、という方が多くいた。あれれ?
この「カサカサ」を分かりやすく説明する言葉はないものかと悩みつついろんな人と外国のチョコについて語り合っていたところ、どうも私の「カサカサ」という表現は分かりやすく言うと「粉っぽい」ということだということが判明したのだった。
あ、そっか。あれは粉っぽいってことだったのか。私としてはあの独特のカサカサ感は嫌いではない。だから、「粉っぽい」というわれるとどこかネガティブが感じがしてしまうので気づかなかったようだ。そうか、「粉っぽい」か。
外国のチョコならみんなカサカサなのか
そんな、私にとって「粉っぽい」イメージの外国のチョコレートだが、ひとくちに外国といってもそりゃ北から南から西から東からいろんな国や地域があってそれぞれにチョコレートメーカーもあって、さらに価格帯も違えば味や食感は全然違うだろう。
以前もらって食べたことのあるゴディバ(ベルギーの高級チョコレートブランド)や、ベルナシオン(同フランス)のチョコレートはあの独特の味はしなかった。ということは、高級であればあの味はしない、ということなのだろうか。
さらに、私が食べたことのない国のチョコレートはどうなんだろう。
疑問にまかせ、外国のチョコレートを探して街を練り歩いてきた。さすがに色々と種類もあるため、1カ国1種類を目安にたくさんの国のチョコを買い集めることにこだわった。
私の「あの独特の」というイメージはいったいどこから来ているのか。明らかにしたい!
集めたチョコは全部で17カ国18種類(終盤、何がなんだか分からなくなってうっかりフランス産を2種買ってしまった)。これだけのチョコレートを今から食べると思うと心おどる反面その後の体重を思って恐ろしい。いや、でもやっぱ嬉しい。 |