ええじゃないか踊りやります
古賀さんも一日なら都合がつく、というので出てもらえることになった。ああ、何か楽しそうな場面を、と思ってええじゃないか踊りをすることにした。当日はすばらしい弾けっぷり。映画を観て予習したという。
しかしこの弾けっぷりのあとに「あの巫女さん、貧乏なんだって。」という陰口のシーンが続くのだ。これは午前に撮ってたので古賀さんは知らない。かわいそうに、古賀さん。あれだけ楽しそうにやっても「家が貧乏」シーンが待っているなんて。と思ったが、書いたのはおれだ。
ところでええじゃないか踊りは設定の慶応三〜四年に流行ったと後から知って、どんぴしゃだ!と小躍りした。