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東急メディアコミュニケーションズ


年末年始とくべつ企画
 
年末スペシャル時代劇『江戸無血開城』


5本目は古賀さんが登場。今日一番明るい場面です。(画面は暗いけど)

〜撮影にいたるまで〜

撮影場所さがしをロケハンというらしいが、一人で真昼間っから大自然に立ち向かう日々。


ロケ地候補。いかにして出演者にこの看板を見せないか、で真剣に悩んだ。

時代劇vs映り込み

東京にはビルがある。時代劇にはビルがない。電線だってないし、車もない。そうした現代物の映り込みを避けるために自然へ向かえばいいのはわかってるのだが、具体的にどこかがわからない。

八王子の山がいいですよ、とDPZの工藤さんから。向かってみると多摩川の川原もあってこれはいい。雨が降りしきるなか、道なき道を進んで、泥に足をすくわれ濁流の川にはまりそうになり、そうしてたどり着いた景色が、自然すぎて地獄のような場所だったりする。車がないため、歩き疲れるし行動範囲も狭まる。撮影まで日がない。そのとき「人を斬ってみたいのです…」という台詞を思いついたが、追い詰められた心情がそのまま出てる気がして使わなかった。


これは時代劇の景色なんだろうか
川原への道は家につづいていた。挨拶をしようと入っていったら誰もいなくてこれが家かどうかもわからず怖くなった。

足元一面泥である。ぬかるみの中進むと、水色すぎる水溜りを発見して自然に来過ぎたと思った。
ようやくたどり着いた川原は、上流すぎて石が大きく、歩きにくいのでNG。とほほであるが、こんなことの繰り返しだった。

〜撮影現場から〜

2日目の午後は、件の洗足宮野家で撮影。時間がなかった。


学生時代に「(埼玉)圧迫骨折」というバンドを組んでいた古賀さん。さすがのはっちゃけぶりだった。

ええじゃないか踊りやります

古賀さんも一日なら都合がつく、というので出てもらえることになった。ああ、何か楽しそうな場面を、と思ってええじゃないか踊りをすることにした。当日はすばらしい弾けっぷり。映画を観て予習したという。

しかしこの弾けっぷりのあとに「あの巫女さん、貧乏なんだって。」という陰口のシーンが続くのだ。これは午前に撮ってたので古賀さんは知らない。かわいそうに、古賀さん。あれだけ楽しそうにやっても「家が貧乏」シーンが待っているなんて。と思ったが、書いたのはおれだ。

ところでええじゃないか踊りは設定の慶応三〜四年に流行ったと後から知って、どんぴしゃだ!と小躍りした。


お気づきだろうか?石川くんがメガネをかけているのだ。時間がない中、最後の最後に気づいて、急遽まとめて撮りなおし。
撮りなおし後の石川くんは責任を感じて元気がなかった。これは元気時代の写真。元気だがメガネをかけているのでダメである。

 

 

 
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