セッティング
ノートパソコンの熱を利用した熱燗作りのため、氷のうと氷のう吊を購入した。氷のうの中に常温の日本酒を入れて、それを台に吊るしパソコンの熱い部分に垂らす。
うまくすれば熱燗が出来るし、同時にパソコンを冷却してくれるかもしれない。まさに一石二鳥である。なんでもっと早く思いつかなかったのだろう。
氷のうは5センチ×42センチの「太長」というタイプである。太くて長いゴム製だ。 ちなみに発売元はオカモト株式会社。避妊具のメーカーとして知られている。
氷のうの説明書きによると、使用前に一度膨らませて本体に穴や傷がないことを確認しないといけないらしい。確かに、穴でも空いていたら大変だ。パソコンが日本酒漬けになってしまう。
空気を吹き込んで膨らませてみた。
どこからも空気は漏れていないようである。 よし、大丈夫だ。
氷のうの中に日本酒を入れて、氷のうの口を吊りヒモと輪ゴムで留める。 日本酒の量は180ccとした。お銚子一本分である。
氷のうを氷のう吊にぶら下げて、外付けハードディスクの上に垂らす。
本来ならノートパソコン自体の熱を利用したいところだが、ノートパソコンに氷のうを垂らすと邪魔なのだ。
外付けハードディスクは「きのこの山」を溶かすほどのパワーを持っているのだ。きっと熱燗だって大丈夫だろう。
これで熱燗装置の準備は整った。 あとはパソコンを熱くしてあげないといけない。
そのためには仕事だ。 実際にノートパソコンで仕事をして熱を上げよう。