ホース振り回し機
蛇腹になったホースの端を持って振り回すと、フィンフィンって涼しげな音がするのはご存じだろうか。杉山さんが作ったこの楽器は、それを電動化したものだ。材料には壊れた扇風機を使用。強弱はツマミでコントロールできるようになっていて、それによって音程を変えることができる。
この温度の低い感じはどことなくエオリアン・ハープにも似た音色だけれども、こちらの方がもう少し柔らかいというか、聴きようによっては秋の虫の声のようにも聞こえる。
ちなみにホース振り回し機はわかりやすいように僕が勝手につけた名前で、 本当は Wind Rotator というかっこいい名前がついています。 |