「おそらく、彼らは仕事として日々ひどい目にあっているのだと思われます」と内海さん。「彼ら」とはピクトさんのことだ。
「彼らが体を張って危険を知らせてくれているおかげで、わたしたちは今日も無事に一日を過ごせるわけです」
ここでみなさんにお知らせしておきたいのは、やや変わった観点の持ち主ではあるものの、内海さんはごくまともな社会人であって頭のおかしい人ではない、ということだ。紳士ですよ、彼は。ほんとに。
「でもみんなあまりにも彼らに対して感謝の念が薄い。もっと彼らに感謝すべきです」
重ねて言うが、彼はとてもすてきな、まともな人です。 |