スプーン
すでにあるオフィスでのうさばらしを改良していくのではなく、新しいものでうさばらしを考えてみたい。例えばスプーンでのうさばらしだ。
スプーンを曲げるといううさばらし
まず、曲がったのがすごい。曲げた石川もすごい。曲げた後の見せびらかしも気持ち良さそうだ。
「あのままぐにゃぐにゃに曲げてしまったらもっと気持ちよかったかも。 」と言う石川のように、いつもと違う自分の高揚感が味わえる点もすばらしい。
周囲に対しても、迷惑をかけるどころか下手すりゃ拍手をいただけることだろう。金をとることだって夢ではないが、うさばらしなのか職業なのかの線引きが難しくなる前にやめておこう。
ジグソーパズル
パズルのあの達成感というのは地味だが何事にも代えがたい。そこで達成感だけ抽出してうさばらしになるようにしてみた。
ジグソーパズルの最後の1枚をはめこむうさばらし
パズルをあと1枚という寸止めの状態で用意しておき、怒られた後に最後の1枚をはめこみ完成させた。
「おもわず後光が差すのではと思うほどの爽快感。コツコツと完成させてきた苦労があったからこそだ。」と石川が言うように、意外とうさばらしとしては成功しているようだ。
動画を見返してみても、傍目からだと何で喜んでいるのか分からないのだが、だからこそ迷惑がかかってないという点で良いうさばらしなのかもしれない。
クラッカー
クラッカーをパーン!と鳴らしてお祝いムードになるのは良いうさばらしじゃないだろうか。飛び散る、火薬くさい、音が大きい、などの迷惑に配慮してやってみたい。
袋に入れてクラッカーを鳴らすうさばらし
袋に入れると火薬の匂いがしなかったり、後片付けが楽だったりする。
しかし袋に入れたところで、音量はそれほど下がらないようだ。無音のものや蚊の鳴く程度の音など、今後クラッカー業界には周囲への配慮という点で改良を期待したい。
無音で袋に入れてビラビラも飛び散らないとなると、一体それは何なんだという話になるかもしれないが、まあクラッカーだろう。
貯金
唐突だが、貯金をくずすのは良いうさばらしじゃないだろうか。
貯金箱を壊すといううさばらし
貯金をくずすと言っておきながら貯金箱で申し訳ない。今回は破片の飛散や大きな音などを配慮して、新聞紙と袋に包んで割った。
動画を見るとわりにもっさり割れている。貯金箱が割れるという爽快感がぐっと減ったのは、後片付けや周囲への配慮の代償だ。
あちらを立てればこちらが立たぬ、そういう意味では急にオフィスという場にフィットしてきた印象がある。
F1になる
最後に私事で恐縮だが、私たちざんはわ内ではF1のものまねというのが大流行中で、これもいいうさばらしになると思うので紹介したい。
F1になるといううさばらし
石川によると「爽快感があるかと聞かれれば全くない」ようだ、残念。迷惑もかかるだろう、F1なので仕方ない。
ただ「『オフィスでF1のマネをするくらいなら叱られるほうがマシ』なので、F1をして叱られたあとの嫌な気分をふりきることはできる。」 らしい。叱られてはじめて効果があるという点で、全く新しいうさばらしの可能性が見えた。
今後はその可能性を拡げるべく、とりあえずよりF1に近づいたものまねに尽力していきたい。
あなたも試してみては
駆け足で11本紹介してきた。個人的にはそばが良い。難しいがゆえにおもしろい。うさばらしでなくすでに趣味の観点からだが。
最後に、この暑い中、スーツで来いと呼ばれて終電まで演技をさせられる羽目になった林さんには、感謝云々よりも、あの人もかわいそうだよなあ、と思いました。