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フェティッシュの火曜日
 
イルカフィーバーはきていたか

ガスタンクとかけてイルカととく
その心は、板橋

ガスタンクの近くにイルカが

板橋でイルカが目撃されたのはガスタンクの近くだ。ガスタンクはかつて個人的に写真を撮っていたぐらい好きなので、もうこれはイルカは僕を呼んでるとしか思えない(思いこみ)。

しかしここにもイルカもイルカを見に来ている人もいない。イルカブームは来ていないようだ。

孫と散歩中のお年寄りに聞いてみた

「きょうはイルカはいませんか」
「イルカなんているの?」
「テレビで昨日見たんですが」
「そうなんですかー」

ほかの人の反応も同様であった。イルカがどこにいるかではなく、出たことを知らないのだ。ほぼ僕が説明している。なんだか僕がうそを言って回っているような気がしてきた。

狼少年ってこういうのがきっかけだったんではないだろうか。「イルカがきたぞー」

日なたに出てこないカモ

イルカって言っちゃえばいいんじゃないか

水面を眺めながら下流に移動する。焦げるぐらい暑い。きのうもきょうも35度だ。あまりの暑さにカモも護岸のわずかな日影でじっとしている。

ときどき水面に黒い影が現れる。イルカか!? と思うが大きな鯉。もうあれはイルカということにしてもいいのではないだろうか。イタバシカワイルカだ。

キャプションつけてしまえばイルカだ。なにしろ体温と同じ空気のなかを4時間歩いている。若干の飛躍はご容赦いただきたい。

イルカ(コイ)
イルカ(宝焼酎)
イルカ
イルカ!

うそはよくない


イルカじゃないよな

その通り。ガスタンクはイルカじゃない。

暗くなるまで歩いたがイルカには出会えなかった。イルカを探している人もいなかった。炎天下の河原には恋人と長電話している女の子がひとりいただけだ(クネクネしてたことから推測)。

きのう僕に声をかけたテレビ局はニュースでイルカの映像を流していなかった。イルカもS崎さんも見つからなかったみたいだ。僕といっしょだ。


悲しいしらせ

8月13日。イルカの死がいが発見されたというニュースを見た。新河岸川にいたイルカらしい。

野生のイルカでも食べられちゃうのもいるだろうし、新河岸川でも運の悪い死に方をする生きものもいるし、そもそも野生の生きものに対してかわいそうなんておこがましいことを言っていいのか迷うけど、やっぱりかわいそうですね。

フィーバーは僕ひとりでした


 
 
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