友人から「撮影会」のお誘いをいただいた時には正直自分とは縁のない世界だと思っていた。きれいな女性をふんがふんがいいながらでかいレンズで撮る、それもみんなで一斉に撮る。撮影会ってそんなイベントだろう。そりゃ僕だってきれいな女性も写真も好きなわけだけど、そういう世界って敷居が高いというかなんというか、とにかくまだ遠いと思っていた。だけど今回たまたま機会を得て一歩足を踏み入れてみたら、それはもう(鼻血が出たので中断)、ええ大変でした。
(安藤 昌教)
初めての撮影会
今回の撮影会は大手カメラメーカーの主催する全国規模のイベントで、沖縄での開催は初なのだという。会場の植物園への入場料(1000円)を含めて参加費は3000円。この時点では何が行われるのかわからないので安いとは思わなかった。
会場に着いてまず驚いたことは参加者の数だ。正確にはわからないがざっと100人以上いたんじゃないか。しかも予想に反して若者が圧倒的に多い。高校の写真部がマイクロバスで参加していたりする。
とにかく機材がすごい
機材は貸してもらえるのでメモリーカードかフィルム以外手ぶらで来ても大丈夫だ。そしてこの貸し出し機材がまたすごい。カメラ好きなら必ず血圧が2割くらい上昇するような豪華機材がずらりと並んでいる。これらすべて使い放題。
僕は自分のカメラを持参していたのだが、せっかくなのでと貸してもらうことにした。左の写真で僕が持っている機材が借り物。セットで50万円くらいする。テンションが一気に上がりその辺にいた人の写真を手当たり次第撮っていた。
この後いよいよめくるめく撮影会の始まりです。