各コースに分かれます
撮影会はモデル撮影コースとネイチャー撮影コースに分かれて行われた。僕は午前はモデルコースを、午後はネイチャーコースを選択。ずっとモデルコースでもいいなあとか思ったが、取材なので。
実際に撮影を行いながら、先生にモデルさんのきれいな撮り方を教えてもらった。ゲットしたポイントをいくつかお教えしよう。
どれも特別なことではないが、実際やってみると難しい。特にモデルさんになんて何を話しかけていいのかわからない。
すごいぞレフ板
当日は梅雨明け直後の強烈な日差しの一日だったため、モデルさんに直接日光が当たると顔に影ができてしまう。これをうまく緩和させるのがレフ板だ。しかしレフ板って一般人にはなかなかなじみがないだろう。
今回は先生のスタジオのアシスタントさん(プロ)がレフを担当していたので、無理をいっていろいろお願いした。
僕の顔でレフの効果を説明しよう。ええ、モデルでやれよ、というのはごもっともな意見だと思いますよ、できれば僕もそうしたい。だけど今回はモデルさんの事務所から「モデルの顔は掲載NG」と言われているので許してください。それにしてもきれいなモデルさんでした。
ではレフ板の効果です。まずレフ無しの場合。僕は額の出っ張った原人系の骨格なので、直射日光を受けると目が完全に影になってしまう。いくら笑顔を作っても悪いことして捕まった人の顔にしか見えない。そこをレフでどうにかするわけだ。
上は白色のレフ板で顔に斜め下から光をあててもらった写真。かなり顔が明るく写っているが、まだ目の下が若干暗い。しかしレフ無しに比べると懲役刑から執行猶予中くらいまでイメージはアップしている。
下は銀色のレフ板で同じように斜め下から光をあててもらった写真。銀色のレフは非常に強力なので目の周りの影はほぼ消すことができる。表情が微妙なのはまぶしくて目を開けていられなかったからだ。モデルさんは終始涼しげな表情で写真に収まっていたが、実はこんなにまぶしかったのだ。
午前のモデル撮影コースは2人のモデルさんをだいたい20〜30人で囲んで撮った。はじめはぎこちなかった参加者たちも、時間が経つにつれモデルさんに注文をつけたりしだす。僕も思いっきり自分趣味のポーズを取ってもらい撮影したりしたのだが、もちろんここでは掲載できない。
こうして撮った写真をあとで見てみると、ちゃんと「それらしい」写真が撮れているのだ。まあ、よい機材できれいなモデルさんを撮るのだから、誰でもうまくなったように思えるのだろう。撮影会マジックだと思った。