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再開発が進む住宅地の中に、どーんと取り残されている |
“明治の五大監獄”のひとつと言われる旧長崎刑務所。明治時代に作られた赤レンガの建物で、文化財に指定されてないのが不思議なくらいの、立派なシロモノだ。長崎は諫早市にある。
これが15年前に閉鎖されて以来ずっと放置され、現在はすっかり廃墟と化している。
明治の建物、赤レンガ、しかも刑務所、しかも廃墟。これが住宅街にあるのは、なかなか異様な光景だったが、今年の6月から、ついに取り壊されることになった。
その最後の姿を写真に収めて来ました。
(text by T・斎藤)
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