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ロマンの木曜日
 
 リーゼントにしてくれる居酒屋

ロカビリーとロックンロールをこよなく愛す

店長の大西さんが、飲みに来たお客さんをリーゼントにしてくれるのだ。自身もテカテカのリーゼントスタイルで決めている。


カクテルを作る店長の大西さん

大西さんにリーゼントの経緯を聞いた。

-- どうしてリーゼントなのですか?

「小学校6年生の時、ジョントラボルタの『グリース』という映画を観てロカビリーとロックンロールに目覚めました。1つ上の兄貴に頼んでリーゼントを作ってもらって。それが僕のリーゼント人生の始まりですね」

小学校6(ロック)年生にして既にリーゼントスタイルだったという。僕の周りにはそんな6(ロック)年生はいなかった。その後、大西さんは中学時代もリーゼントスタイルを貫いたのだそうだ。中学卒業後はパンチパーマやアフロヘアを試すも、20代になって再びリーゼントスタイルに戻る。

「20代中盤くらいに、自分が本当に好きなスタイルは何か真剣に考えました。結果、やっぱり自分にはロカビリーとロックンロールが合っている、と気付いて、それからはずっとリーゼントです」

ロカビリーとロックンロールにリーゼントは欠かせないのだという。


リーゼントについて語る大西さん

そして、今から9年前、ロカビリーとロックンロールをテーマにした「ラグタイムカフェ・GINA」をオープンさせた。

「ロカビリーは好きだけどリーゼントのやり方が分からない。そんなお客さんのためにリーゼントを作ってあげてたんです」

評判が評判を呼び、いつしか大西さんにリーゼントをお願いするお客さんが増えていったのだとか。

 

リーゼントの作り方が知りたい

ので、実際に大西さんにリーゼントを作っていただく事にした。冒頭の小芝居に協力してくれた店員のゴトーさんをモデルに、大西さんがリーゼントを作る。


1.水性のポマードとクシを用意する。油性のポマードもあるが最近のトレンドは水性なのだそうだ 2.髪を濡らす。

3.水性ポマードを適量取る。いい匂いがした。 4.グリースを髪全体に馴染ませながら、まずは全体をフロントに流す。

5.フロントから手ぐしでオールバックに持っていく。 6.クシで更にオールバックにしていく。

7.フロント部分を作る。この時、分け目を作るのがポイント。分け目をいれずにフロントを作るとツッパリのリーゼントになってしまう。 8.後頭部で左右の髪を拝み合わせる。この部分をダックテイル(アヒルのしっぽ)と呼ぶ。

9.完成。(横から) 10.完成。(前から)

前髪を少し垂らして動きをつけるのも最近のトレンドなのだそうだ。

 

大西さんが作るリーゼントがクールだったので、僕もやっていただきたかったのだが、僕の髪の長さでは無理だと言われてしまった。


この長さでは無理

前髪を降ろして目が隠れるくらいの長さがないとリーゼントは作れないのだそうだ。僕みたいに芝生みたいな頭ではリーゼントにはなれない。とても残念である。


長髪がいた

そういえば、撮影スタッフの弊社今吉君は長髪だ。普段は長髪を後ろで束ねているが、これだけの長さがあればリーゼントには充分であろう。大西さんに聞いてみた。

「彼の髪はリーゼントに出来ますか?」


出来ます

出来るそうだ。
取材の記念にリーゼントを作ってくれるという。

なんて羨ましいんだろう。



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