うっすらとうなぎに見えてきた
さて買ってきた「蒲焼のたれ」で、カバカバ焼いてみたい。タレには単に「蒲焼」と書いてあるだけなので、これを魚肉ソーセージにつけて焼いたって全くかまわないらしいのだ。
以下、まったくもって茶色い写真がずらずら続くわけだが、それでもひとつひとつ味見の結果を見ていくことにしよう。知人にも加わってもらい、食べ比べてみたのが下の結果だ。
ちなみに星の評価は、5つで「あんた、うなぎそのもの」、1つで「蒲焼じゃなかったらこんなとこにおまえはいられないんだよ」をあらわします(相対評価)。
はっきり申しまして、あのタレをつけて焼けば第1次味覚はほぼ同じなのである。 そこから食べ進むにつれて、食感やら、素材そのものの味が第2次的に出てくるわけですね。
そんな中から、もっともうなぎに近づいたものを発表します。
すじ!
味はいちばんうなぎに近かった。荒々しいすり身が功を奏したか。
はんぺん!
やわらかさはいちばんうなぎに近かった。すじと合わせれば「うなぎ」を名乗ることを許す。どうやって合わすかは各自考えてください。
審査員特別賞・魚肉ソーセージ!
「これはこれであり」とは知人談。蒲焼にも屈しないギョニソーの底力を思い知らされました。
アイデア賞・うどん!
どこが「アイデア」かは置いといて、こういうのが晩御飯に出てきても私は母を恨みません、という感じ。おやつにもグー。
けっきょく、ちくわの蒲焼をうなぎに見立てるあては外れてしまったが、もしかしたら本物のように、いったん蒸したりしてみるといいかもしれない。
目打ちでまな板に固定したり、袋から取り出すときに「おっとっと」とつかみ損ねたりするともっといいかもしれない。