神奈川へ餅つきにいく
昨日の餅つきの興奮と腰痛がまだ抜けきらない翌日の大晦日。また別の友人が主催する餅つきにいってみた。二日連続で餅つき。
地方の農家や高円寺のスタジオ支配人ならともかく、今どき神奈川の街中で餅つきを主催する人はどんな人なのかというと、見るからに餅つきを主催しそうな西谷さんという、油絵画家兼アパートの管理人をやっている友人だ。
管理人といっても、めぞん一刻の「管理人さ〜ん」みたいな甘酸っぱいイメージは、残念ながらこの人に通用しない。
この人も昨日の浅間さん同様に、杵や臼をどっからともなく持ってきても不思議じゃない、そんなオーラを醸し出している。明らかに「餅つきを主催する側の人間」の顔立ちだ。
浅間さん、西谷さんの両名は、七福神に紛れ込んでも違和感を感じさせないおめでたさがあるのだ。
地元の人とのふれあい
つきたての餅をみんなで食べていたら、さっき通りがかったオバチャンが戻ってきて、「はい、これ食べて食べて。」と、煮物とカブの甘酢漬けを差し入れしてくれた。
「なつかしいわあ。私も昔は親戚の家でよく餅つきしたわ。多摩川の向こう側、東京だけどね。」、「いつもお餅をつくりすぎちゃって、大抵最後はカビが生えちゃうのよね。」と、もちつきの思い出話を語ってオバチャンは去っていった。
もちつきは、知らない人を巻き込むなにかがある。
たくさん餅をついて、たくさん餅を食べました。
餅つきを主催する人はおもしろい人
年末、二日間に渡って餅つきを堪能してきた訳ですが、餅つきを主催した二人の雰囲気がなんとなく似ているように感じました。おめでたい感じの笑顔とか。
本文中にも書きましたが、二人とも「餅つきを主催する側の人間」だけが持つ特別なオーラを放っています。餅オーラ。
私は餅オーラを放っていないので、今年の年末も、主催はせずに食べにだけいきます。あしからず。