理解されにくい焦燥感
大山:デイリーの記事が毎回違うテーマっていうのが苦痛なんですよ。できればずーっとコインロッカーとか撮りたい
林:でも、大山さんの記事を振り返ってみると
林:ものは違うけど、なんか同じものを撮ってる気がしました
大山:そうですね。まあ、やってることは一緒ですけど
林:「現代への警鐘」というか
大山:いや、そんな警鐘はない
林:いまのはうそなのでスルーしてください
大山:ほんとは全部専門のサイト立ち上げたいんですよ
大山:立体駐車場のサイトとかすごく作りたくて
林:立体駐車場はいいですよ。大山さんが車の免許持ってないというところがいい
大山:誰もサイト作ってないのが不思議でした。
林:わかんないところで焦りますよね
林:早く作らないと誰か作っちゃう!って
大山:そうそう!そうなんですよ。
林:大丈夫。そうそう作らないですよ。
大山:会社で仕事してても「あー、誰かいま作ってるかも!」って焦ります
林:おかしいですよ
大山:「なにしてるんだろう、ぼくはここで」って思います
大山:どうかしてます
夢は団地村
林:大山さん団地塗り絵とか出版しないですか。
大山:あ、いいかも
大山:宇喜田団地を違う色にしてみたい
林:何色に?
大山:公団ホワイトですかね
林:なんですかその公団ホワイトって
大山:公団の色があるんですよ。ガンダムカラーみたいに
大山:団地ナイト2(大山さん主催のイベント)に出てた小林さん(団地好きが高じて本当に団地に住んでいる)は
林:ええ
大山:自分の団地塗り替えのときにアンケートがあってそれに「公団ホワイト」って書いたらしいです
大山:そんな選択肢はないのに
林:まじだ
大山:しかもあの団地は公団じゃない
林:彼なりのディズニーランドを作りたいんですね。
大山:どっちかっていうと江戸村、とかじゃないでしょうか
林:団地村
大山:それだ。団地村。
大山:日光団地村。
大山:とびつきますよ、そりゃ。
林:そんなのいま第三セクターが作ったら非難ごうごうでしょうね
大山:閑古鳥まちがいなし。
林:でもちょっと行ってみたい
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