千葉の港、その名も「千葉みなと」という駅のすぐそばから発着するこの遊覧船。何が「少し変わっている」のかというと、上の待合所に掲げられている航路案内を見ても分かるように、船から見えるものは工場しかないのだ。
実際乗ってみたら、ほんとうに工場しか見えなかった。ふつう遊覧船って、風光明媚な自然の風景を楽しむために設定されているものだと思うのだが、どうなんだろう。
工場好きとしては工場群を風光明媚と認定していただけるのはまことにうれしい限りなのだ
が、その真意はさだかではない。ただ、船は一日一本しか出航しないというのが何かを物語っている気はする。 |