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ひらめきの月曜日
 
もし、オランダが千葉になったら

チューリップの季節である。この時期になると多くの場所で“チューリップ祭り”というのが開かれる。千葉の印旛沼のほとりにある佐倉ふるさと広場でも大規模な祭りが開催されるというので行ってきた。

ここ、大きなオランダ風車があるのだ。咲き揃うチューリップに風車である。さぞかしオランダ気分が味わえるんじゃないかと思ったのだ。

その期待はいい意味で裏切られた。もし、オランダが千葉になったらこんな感じなのか、超マイペースなゆるい空気が素晴らしかったのでレポートいたします。

(text by 古賀及子



チューリップ×風車 こうして見るとオランダっぽい

そこかしこに溢れるチューリップ

現場はあの水車の広場

今回行ってきたのは千葉県の佐倉にある“佐倉ふるさと広場”。のどかな畑と印旛沼のいかにもヌマ! というアンニュイな風景が広がるなか、あまりにも唐突にオランダ風車がたたずむ様子は、ここが地元であるヨシダプロさんが以前既にご報告している。(「なんでこんな所にオランダの風車が!?」)

チューリップ祭りは毎年、市の観光協会が主催して行われている。事前にホームページなどを見たところ、オランダストリートオルガンの演奏があったり、オランダの民族衣装の貸し出しがあったり、広場のオランダ度が最高潮に達するお祭りであるらしい。

あいにくの曇りであったが、平日にもかかわらず会場は大盛況だった。私が会場に向かう途中、既に堪能して帰る方々とすれ違ったのだが「もう夢のようだったわ!」と興奮しきりである。

到着してみると、確かにそこらじゅうがチューリップだ。祭りの開催2日目に訪れたところまだ開花していないものもたくさんあったが、それでも十分というぐらい。

全部咲けば59種類45万本にもなるそうだ。45万本! 1日1本飾って45万日だ。子孫の墓に手向ける分まで余裕で間に合う。

会場も広く、チューリップを育てている畑では、自分で球根から抜いて持って帰れるという即売も行われていた。芋掘りみたいだ。おおーー!

と、2時間ほどめいいっぱいチューリップを堪能していたのだが、実はチューリップ以上にチューリップを取り囲むまわりの雰囲気がイカしていたのだ。

あかも
きいろも
ふつうの形のも
ちょっと珍しいのも
ずらーっと
咲きまくる
まわりの雰囲気はというと、こう


 

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