現場はあの水車の広場
今回行ってきたのは千葉県の佐倉にある“佐倉ふるさと広場”。のどかな畑と印旛沼のいかにもヌマ! というアンニュイな風景が広がるなか、あまりにも唐突にオランダ風車がたたずむ様子は、ここが地元であるヨシダプロさんが以前既にご報告している。(「なんでこんな所にオランダの風車が!?」)
チューリップ祭りは毎年、市の観光協会が主催して行われている。事前にホームページなどを見たところ、オランダストリートオルガンの演奏があったり、オランダの民族衣装の貸し出しがあったり、広場のオランダ度が最高潮に達するお祭りであるらしい。
あいにくの曇りであったが、平日にもかかわらず会場は大盛況だった。私が会場に向かう途中、既に堪能して帰る方々とすれ違ったのだが「もう夢のようだったわ!」と興奮しきりである。
到着してみると、確かにそこらじゅうがチューリップだ。祭りの開催2日目に訪れたところまだ開花していないものもたくさんあったが、それでも十分というぐらい。
全部咲けば59種類45万本にもなるそうだ。45万本! 1日1本飾って45万日だ。子孫の墓に手向ける分まで余裕で間に合う。
会場も広く、チューリップを育てている畑では、自分で球根から抜いて持って帰れるという即売も行われていた。芋掘りみたいだ。おおーー!
と、2時間ほどめいいっぱいチューリップを堪能していたのだが、実はチューリップ以上にチューリップを取り囲むまわりの雰囲気がイカしていたのだ。 |