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特集


ちしきの金曜日
 
フランス1万kmまじ聖地への旅

ステンドグラスはみんな模様が違う。光あれ
どかーん。奥にいるのが「黒いマリア像」、手前右上はガラスでできたクロス
ご神体の「黒い聖母子像」のおみやげ。なぜ黒いのか

最初の部屋

小扉の奥は、巨大な礼拝堂だった。いきなりほの暗い体育館大の空間が広がる。ステンドグラスがいっぱい。ロマネスク様式というのは、カロリエンヌ王朝、ビザンチン文化、ムーア人の影響を受けた(とwebに書いてある)スタイルだそうです。この教会は、巡礼者のために、11世紀から12世紀の間に建てられたそう。日本だと平安時代から鎌倉時代にかけて、という感じですかね。ここは鎌倉だと思えばいいのか。

目が慣れると、グループが2つくらいいるのがわかった。みんなとても静か。とてもフラッシュをたく雰囲気ではないので、フラッシュなしで写真を撮る。フランス人の親子らしいグループが、静かにガイドみたいな人から説明を聞いている。

ガラスの巨大十字架が天井から下がっているところが、メインみたいだ。奥には日本に帰ってからわかったけど、「黒い聖母子像」がいちばん大事なご神体として祭ってある。こいつが結構とんでもない代物で、小さなキリストが、マリアさまのおなかのところから、カンガルーのこどもみたいにちょこっと顔をのぞかせている。10ユーロちょっとのおみやげを買って来たので、このへんてこさを感じてください。

光ってるのはロウソク。
祭壇横にはお祈りする横一直線のイス(チャペルで参列者がすわるところです)があって、おばあさんの尼さんひとりと、信者らしき人がひとり、お祈りをささげている。
この下には聖人の遺骸が。レイダースっぽい

巡礼というのは、聖人の遺骸が安置されているところをまわるのが目的だそうだ。ここにもそれらしきものがあった。だれ? Webにも書いてない。ここはフラッシュたいてしまいました。思わず手を合わせる。なんまいだぶ。

 

大聖堂の中にはいろいろなコーナーがあって、その上に寝ると熱病が治った、という「熱病の石」が飾ってある。やっぱり黒い石。モノリスみたいだ。説明版があって、「マリアさまが熱病で苦しむ女の人にさわらせた」と書いてあるんだけど、それはキリスト教がやってきてからの話で、元は「ドルユイド教」という石を崇拝する宗教の聖地だったことの名残らしい。奥が深すぎ。

「熱病の石」フラッシュ使いました
「熱病の石」の説明。でもウソだな

 

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