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1月のテーマ:汁


ちしきの金曜日
愛に関するブックガイド
写真 テーマ1:おとなの愛

高校の卒業アルバムに寄せ書きで、「卒業してからもがんばれよ 愛の狩人より」と書いてくれた子がいます。誰のコメントなのか今だにわかりませんが、「愛の狩人」という言葉にぐっときたことを覚えています。今回はそんな「愛の狩人」になったつもりで本を探してみました。どうぞ。(石崎裕子)


選んだ4冊

同級生(上下巻)
柴門ふみ
小学館
定価:各910円 買った値段:各350円
柴門ふみのマンガは、大学生から社会人10年間くらいまでの男女恋愛を描いたものが多いです。結婚して家庭を持ったり、はたまた家庭が壊れたり、人間の一生のうちでこの年齢の恋愛が一番面白いのかもしれません。いまこの年代にいて恋愛に悩んでいる人、柴門ふみの作品を読みましょう。どれもこれもドロドロ恋愛ばかりで、自分の恋愛なんてらららららーな気分になります。

 

続・ヒゲのOL 薮内笹子
しりあがり寿
竹書房
定価:620円 買った値段:350円
「真実の愛を知るまでヒゲを剃らない」という、口元にふさふさとしたヒゲをたくわえたOLの物語。むかしパフィーのふたりも、テレビ番組でこの作品を「面白い」と言ってました。
バレンタインのチョコレートを観音様スタイルに彫り上げたり、「明日、海に行こう」と誘われて1日で脅威のダイエットに挑戦したり、「真実の愛」のためには恐るべしパワーを見せる笹子。普段から「出会いがない」と口癖のように言っている人は、ぜひ笹子の積極的なところを見習うべきです。
バレンタインも近いことだし、今年は観音チョコにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


 

ロミオとジュリエット
C・ピアーズ&B・ラーマン
小島由記子訳
徳間書店
定価:520円 買った値段:250円
「ロミオとジュリエット」のように、家同士の都合で上手くいかないという恋愛パターンは現代でもよくあります。相手のことが好きだけど、姑のことが好きになれないとか、相手の家のしきたりに染まれないとか・・・。そう、これはみのもんたの「おもいっきり生電話」によく相談されるケースです。ちなみに番組では、最後にたいていコメンテーターが、「縁がないとおもって諦めなさい」と言います。
縁を諦めなかったロミオとジュリエットは、最終的にアンハッピーエンドになってしまいますし、あながちコメンテーターの言っていることは間違いではないかもしれませんね。

 

もう誰も愛さない
吉本昌弘
フジテレビ出版
定価:1000円 買った値段:100円
主人公の男(吉田栄作)と女(田中美奈子)が、先週「おまえたちは兄弟なんだ」と言われたかと思うと、今週になって「本当は兄弟じゃない」と言われる。とにかくストーリーの展開が早いうえ、ふたまたかけたり、もと婚約者を襲っちゃったり、果ては殺人したりして、ドロドロ恋愛のオンパレードです。その急展開ぶりに、「元祖ジェットコースタードラマ」と称されていました。
このドラマを修学旅行先の旅館で、クラスの女子全員で見ました。お金で愛を買うシーンがあり、ものすごく盛り上がったのを覚えています。

読み終えて

いきなり「愛に関する本を探してきて」と本屋にほうりだされて、どうなるかと思いました。最初は途方にくれましたが、だんだんと恋愛本が見つかるようになりました。

「実は青い鳥は庭にいた」みたいな気持ちになりました。探していたものは案外近くにあるものかもしれません。

写真

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